<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「マイティ・ハート 愛と絆」「悪の法則」

2014年09月03日 |  映画
アメリカ映画

共にアメリカ映画らしく、日本人に100%の理解は無理。

「マイティ・ハート」2007年
アンジェリーナ・ジョリー主演

パキスタンで取材中だったジャーナリストダニエル・パールと妻マリアンヌの物語。
実際に起こった事件をもとに作られている。

マリアンヌは身重でありながら
夫がテロ組織に誘拐されると、全力で夫の捜索に関わる。
夫が生きていることを最後まで信じ気丈につとめた。

何故、このような誘拐が行われたのか、
夫だったのは何故か、
何もわからないまま、事件は最悪の結末を迎える。

マリアンヌは手記「マイティ・ハート」を出版。
これを元に映画は作られている。
マリアンヌを演じたアンジェリーナは実際のマリアンヌにとてもよく似ていると言われた。

ドキュメンタリー風といってもいい映画なので
どのように感想を書いていいかまったくわからず、
このように人間がわけもわからず無残に殺されていいのかと
観終わった後の無力感が全身を襲う。

ジャーナリストの精神だけを讃えることは困難。
殺されない安全な国で、何事もなく暮らしてほしい。


「悪の法則」2013年
リドリー・スコット監督
キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム主演

主人公の弁護士のカウンセラー(ハビエル)は恋人と甘い生活を送っていた。
プロポーズするためにダイヤを買おうとダイヤ商に会うが、
高額なダイヤに魅了される。
友人のライナーとクラブを共同経営する話を進めておりそちらにもお金がいった。

ライナーの愛人マルキナ(キャメロン)は謎の多い女だったが
ライナーは彼女の事を何も知ろうとしなかった。

そして、ライナーに勧められ、カウンセラーは麻薬の仕事に手を染める決心をする。

この選択が間違いだったと気づくのは
その直後だった・・・。

ぺネロぺ・クロスやブラッド・ピットも出演。
質の高い映画になっているが・・。

これもどうしようもなく救いのない映画に仕上がっている。

様々な人間の忠告を真剣に聞かず、
安易に金につられて麻薬の仕事をしようとする、
そんな人間は、
獲物を狙う猛獣の餌食になって当然・・・と
すべてを裏で画策するマルキス。

スリラーです。この映画はスリラーのジャンル。
救いがなくて、怖くて
恐ろしい女をキャメロン・ディアスで観たい方はどうぞ~。
悪の魅力いっぱいです。



コメント
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