<川は流れる>

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「空気人形」2ネタバレ

2011年09月21日 |  映画
この映画の中で大切なキーワードがあります。
それは「誕生日」

空気人形は誕生日を知らない。
誕生日がお祝いしてもらえるものだということも初めて知った。

私はいつ生まれたんだろう。
そう思って、自分を作ってくれた職人さんのところへ向かう。

たくさんの人形のパーツが作られており、
使えなくなってゴミになった人形たちがいた。

でも、帰ってきたときは、顔が変わっているのだと言う。
他の人形たちにも「心」があるのかもしれない、
私だけが特別じゃないのかも、
そう思う空気人形。

だから作ってくれた職人さんに
「生んでくれてありがとう」
と言う。
職人さんの嬉しそうな顔。
すごくいいシーンです。

空気人形が最後に目を閉じるとき、
自分が関わってきた人間たち全員から
誕生日のお祝いをしてもらってるシーンが瞼の裏に浮かびます。

人間は命をもらって生まれてきて
命の大切さを忘れて生活して
心をどっかに置き忘れてしまう。

誕生日を毎年祝ってくれる人がいたら
からっぽになった心も癒されるのかな。
「生まれてきてくれてありがとう」
と誰かに言われたら
命が輝く、そんな気がします。




だから、今日、お誕生日の人、
「おめでとうございます。きっといい一年でありますように。」

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