<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「世界侵略 ロサンゼルス決戦」

2012年10月27日 |  映画
2011年 アメリカ映画

これはフィクションの戦争映画です。
好んで戦争映画を見ることはないけれど、
あまり嫌な気持ちにならないのは何故か。
それは敵がエイリアンだから。

グロと機械を混ぜたような宇宙人がとにかく圧倒的に強くて
絶対勝つはずがない、って思っちゃうんだけど
そこはアメリカの軍隊。
不屈の精神力で戦うんである。

軍の基地はほとんど壊滅状態なのに、
空が制圧されてない場所があるとか、
ここは敵地だとか(何故わかるのかな~)
訳がわからないこともあるけど、まあ、人間同士の戦争と同じように考えてみてもらえばいいということか。

台詞のひとつに
「ぶっ殺していい、人間以外なら」っていうのがあるんだけど
これはちょっと不気味でした。
侵略者に対してはもちろん攻防しなくちゃいけないけど
こういう精神を叩き込まれる軍人。

民間人は自分が犠牲になっても守らなくちゃいけない、とか
部下を死なせた指揮官の苦悩とか、
民間人の勇気ある行動とか、
そういうものを象徴的に織り交ぜながら、
人間同士の戦争を描く代わりにエイリアンを使って
みんなが楽しく戦争映画を見れるようにしました、
って、まあ、そんな映画かな。

いろいろな深い意味合いもありそうだけど、
映画自体はたいそう良くできていて、
すべてリアル。
本物の海兵隊をエキストラに使ったりして、役者の動きも迫力ものでした。
もちろん、CGも一流でさすがのアメリカ映画。
世界侵略のいいようのない不安と諦めの中、
命がけで戦う海兵隊の姿はやっぱり感動します。

映画としては二重丸!
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