<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「最悪」

2009年11月25日 | ジュリー
ジュリードラマの中でも、最高(笑)の部類に入る「最悪」

大好きなんですけどね。
この頃、又、見直していると、やっぱり強く感じることがあって。

それは、ジュリーは普通の男でありたい、と
贅沢をせずに、近所付き合いもして、ごくごく普通の家庭生活を営んでいるけれど、
それができてるのは何故か?

ということ。

そりゃ金銭感覚おかしくなりますよ。
スターですから。

けれど、堅実にやれてるところを見ると、やはり、一般ピープルの事をよく知ってるとしか言えません。

この「最悪」は零細企業、小さい町の鉄工所の社長という役柄です。
預金がかき集めても650万しかないのです。

そんな社長が2000万もする機械を買おうとするのだから、
そりゃーもう、融資を頭を下げて銀行に頼むしかないわけです。

孫受けという厳しい状況での仕事、そういうものがよく書けている脚本です。

たかだか利益12500円の仕事が、不良品を出したために18万という出費を負うことになるんですね。

汗水たらして仕事して損をするんですから。
そういう仕事なんです。

かたや、自転車で彼女のバイト料を一回で使い果たす、チンピラの彼氏。
トルエンを盗んで、自分でさばいたために殺されそうになる始末。

世の中にはいろんな人がいて、運のいい人もいれば、悪い人もいる。

そういったあたりまえの世界を、こういうドラマで再現することが、
自然にやれてしまうんですね、ジュリーは。
世の中の仕組みをよく勉強しているからだと思います。

ドラマや映画は、自分ではない立場の人間を演じるわけですが、
もうずっと、ジュリーは「普通の人がやりたい」といい続けています。

それは憧れかもしれないし、まっとうな人間でいたい、という強い欲求のような気がします。

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2 コメント

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黄身さん (Rei)
2009-11-28 00:09:36
こんばんは~。
小説は読まれましたか?私は立ち読みしました(笑)すぐに読めるような短編じゃないんですけどね。
ながーい小説ですよね。それをほんとによくまとめてある脚本だと思います。

太っているからといって、演技が下手になってるわけじゃなし、見ないと損です^0^
どうして、人気ないのかしら・・^^;
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ジュリードラマの中では (黄身)
2009-11-27 22:25:46
「最悪」だったといわれやすい「最悪」ですが(笑)私も好きでしたよ。
最後に「青い鳥」が流れるところでウルウルしてました。
あの終わり方は余韻があって良いですね。
でもあれから全然見直していないな~。
Reiさんの記事でまた見たくなりましたわ。
ジュリーって仕事しすぎですよね。
振り返る暇も無いわ!
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