何が悲しいって、とらからの返事

前に、立志式に向けて、学校から親への宿題がありました。

子供に立志式に向けた手紙を書いて欲しいと。

立志式の最後に感動を！と言うことらしい。


悩みながら書きましたよ。



その手紙の返事が今日届きましたよ。



期待して開きましたよ。




「手紙ありがとう。」

一行目はよかった。


「手紙について一言言わせてください。

　あれ以外になにか書くことは無かったのですか？」

「はぁ？何を書いて欲しかったの？」

私が教訓めいたことばかり書いたから気に食わなかったのかも。

さらに

「立志を迎えたから僕はもう大人です。

　あまりこまかいことは注意しないでください」

「だったら注意される前に動きなさいよ」


門限は6時にしてください。

遊びに行くときゲーム機を持っていってもいい事にしてください。

「中学三年生ともなろう者がなんちゅうこと！
　
　だいいち、遊びに行くのになんでゲーム機が必要なんだ！」」

平日でも（エロ本とは書いていなかったけど、）

本を読んでもいいようにしてください。

お願いばかり。

「お前、立志の覚悟の言葉はないのか！」

あ～、腹が立つ。

熱い感動の涙を想像していた婆の期待は

ものの見事に裏切られたのでした。

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