2017年11月25日かみね動物園
平成29年11月28日（火曜日） 海王丸 【機関系深度化実習】
本日午前中、機関系の課業では各種整備作業を実施しました。
実習も終盤となり、実習生はより実践的な技術・技能取得のため、
一生懸命実習に臨んでいます。
・主空気圧縮機の部品（アンローダ弁）解放整備
定期的に整備しないと作動不良を起こし、高圧圧縮
空気を作り出せません。
・主機（ディーゼルエンジン）の燃料漏油管掃除、銅パッキン焼き鈍し
わずかな隙間から漏れる燃料油は、細いパイプで
タンクに回収されます。
パイプが細いので、詰ま
らないよう掃除します。
また、パイプの接続部（継手といいます）には
銅製のガスケットパッキンが使用されますが、
再利用するために焼き鈍し作業を行っています。
（ガスバーナで真っ赤になるまであぶり、水で
急冷するととても柔らかくなり、パイプとの
密着性が良くなります）
・燃料噴射弁噴射テスト
交換、整備した主機（ディーゼルエンジン）の
燃料噴射弁は、組立後に噴射テストを行い、
良否を判断します。
エンジンの性能に直結する重要な作業です。
・ビルジポンプギアケースオイル新替
車のオイル交換といえばイメージいただけるで
しょうか。
各種機械に使用されるオイルの交換はとても
重要です。
・油飛散防止テープ貼り付け
燃料や潤滑油のパイプ継手には、万一油が
漏れても、噴出して火災に至らないよう、
このテープを貼り付ける必要があります。
facebookより
