10日(火),いよいよ1年生にも本の貸し出しが始まりました。
『図書だより』4月号でお知らせしたとおり,ひらがなやカタカナが書けるようになるのを待っての開始です。
しかし,貸出カードに自分の名前を書くのも1年生にとっては大仕事です。
一文字ずつ心を込めてていねいに書きました。
苦労した末に初めて自分で本を借りることができたのでみんな大喜びでした。
でも,本は借りることが目的ではありません。
とはいえ,読むことについてもまだまだままなりません。
ここはやはりお父さんお母さん,お家の人の出番です。
子どもたちが選んだ理由を聞いてみてください。
借りる時の苦労や借りた時の気持ちを聞いてみてください。
子どもの言葉にただうなずくだけも子どもは喜びます。
子どもの言葉をおうむ返しするだけでも子どもは満たされます。
その後は子どもが読むお話に耳を傾けて下さい。
子どもが上手に読めなければ一緒に読んであげてください。
そして感想を聞いてみてください。
うなずくだけ,おうむ返しをするだけで子どもの意欲は高まります。
学校では種を蒔きました。
家庭ではたくさんの水を与えて下さい。
※おまけ
昨日の朝の活動の時間は「読書」でした。
1年生教室では,図書室のきよみ先生が図書の紹介をしていました。
月ごとの行事や自然の移り変わりを題材にした本をいくつか紹介したあと,その中から一冊の本を選び「読み聞かせ」をしました。
『とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり』という本でした。
きよみ先生は,習字も上手ですが歌もとても上手です。
思わずその歌声に聞きほれてしまいました。