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研究授業(3年国語)

2018年11月14日 | 学校生活

11月13日(火)3年生の研究授業が行われました。国語の「すがたを変える大豆」です。めあては,「説明文の(中)をくわしく読んで,せつめいのくふうを見つけよう。」です。先生から「段落3と5をひっくり返したとしたらどうかな?」と問われると,全員が「ダメ」と答えます。裕子先生は,それはなぜですか?とすかさず問い返します。そこから隣の人と相談するチャレンジタイムです。上條先生は,班に付き添ってアドバイスをしてくれています。

 考え合った子どもたちから発表されました。3年生は元気に手をあげてくれます。れいとさん「3段落の最初に~一番最初に分かりやすい~と書いてあるからです。」続いて,りりさん「れいとさんと同じです。」先に言われてしまったようです。りょうまさん「味噌や醤油は1年かけて作る。一晩でできるものと時間とかが違うので,簡単なものの例から順番になっていると思います。」しほさん「また,とか次にという段落の最初の言葉が大切だと思います。」ここで先生から学習プリントが配布されました。前の人が後ろの人にプリントを配ると「ありがとう」と言える3年生に驚きました。日頃の学級運営が素晴らしいのだと感心しました。説明文の工夫が見つかったところで,最後は音読で工夫するところを考え合いました。

 説明文の段落の流れが分かるように模造紙に大きくまとめられていました。班の話し合いをするときは,司会者などがローテーションされていて全員が経験できる工夫もされていました。そして,何より10月のとうふ作りとこの学習は直接的につながって発展しています。今回,大豆がきなこや納豆など様々な食べ物に姿をかえていく説明文を学習しています。こどもたちは,自分たちが大豆を育てた体験ととうふ作りの体験をつなぎあわせながら,相手に伝えるための段落の相互の関係の大切さを学びました。17日の学習発表会を楽しみにしていてください。