5校時、いつもの賑やかな雰囲気でなく、程よい緊張感でスタートした4年生の研究授業です。
教材は、これまた4年生国語の代表作品ともいえる名作「ごんぎつね」=わずか29歳で早世した児童文学作家、新美南吉の代表作です。(ちなみにこの作品を作ったのは19歳の時)
~いたずらぎつねの「ごん」が、つぐないにいわしや栗を届けます。が、気づかない兵十は、またいたずらをされたと思い、銃口を向けてしまいます。そしてタイトルの言葉が・・・。~~クスン💧
4月に教員生活をスタートしたK坂先生、子どもたちと全力疾走の毎日ですが、さすがに今日は、休み時間、子どもたちとの遊びを我慢して、精神統一!
主人公である「ごん」と「兵十」の気持ちの変化を読み取ります。今回は終始こだわった”心情曲線”を、タブレットを駆使しながら、見比べ、読み比べ。
出来上がったものを撮影して、すぐにモニターに飛ばして共有!
先生の指示に素早く反応する4年生、グループ学習もスムーズに。
「ごん」と「兵十」の思いが近づいたのはどこか? 友達の意見を聞いて、自分の思いと比べます。
いくつも出たすてきな意見、次につながることでしょう。
研究会で・・・、
K島指導主事からは・・、
・K坂先生と子どもたちの、普段の関係性が如実に現れていると感じました。
・子どもたちの一生懸命さが伝わってくる、素敵な時間でした。
とのお言葉をいただき、また発問の重要性、めあての明確化等、具体的指導にもご示唆をいただきました。
物語の山場(クライマックス)をどこにして、どう登らせていくか、永遠のテーマです。
いつもみんなで一緒に遊ぶ4年生と、K坂先生、お疲れ様でした。明日また、元気に遊んでくださいね。
通年通してご指導いただいている猿橋小のK林先生も、参加してくださいました。ありがとうございます。