6 年生がこの世に生を受けた平成 23 年。その 3 月 11 日、大自然の驚異に日本中が震えた東日本大震災が起こりました。今日で12年目を迎えます。
NHK のホームページに、「心フォト〜忘れない〜」というページがありますが、そこに、あの日小学校入学を目前に控えた佐藤愛梨さんの記事が載っています。
写真の中の愛梨ちゃん。いつまでも園服のままです。
幼稚園の帰りのバスの中で、あの大津波に遭遇したのです。元気で生活していれば成人になっていたはず。母親の美香さんは、6年前中学校に入学するはずだった愛娘に、制服をプレゼントします。メッセ ージを添えて・・・。
「愛理元気ですか?毎日毎日どのように過ごしていますか?~~ どんな女の子 に成長したかな~・・・? -中略ー
実はね、愛理にパパとママから中学校に入学ということでプレゼントを用意しました。 それは中学校の制服です。-後略ー」
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詳細はぜひこちらから。
当時3歳だった妹は中学生になり、母親の美香さんは大学生とともに、紙芝居を使った防災教育に力を注いでいます。
生きているということ
地域の方に、先生方に、そして家族に祝福されて卒業できるということ。 「当たり前」の中の、大切なこと。考えるということ。
<日々雑感>
12年前のあの日を思い出しながら「当たり前」に、ありがとう。