教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

大佛BASS STRINGS 

2015-04-15 | 音楽的アドバイス

AfTeRBEat (FB)

さんに最近、たまに来店させてもらっています。

オーナーのパツキンの方(笑)とは以前から、親しくさせてもらって

いまして、彼もベーシストなんで話が弾みます。

このお店 (HP)は、音楽教室や簡単なリペアもやっていまして、

綺麗なお店ではありますが、しっかりロックなお店!(笑)

これ大事ね。

親切で入りやすいお店だけど、同時にロックフィーリングもあるお店(笑)。

変な説明だな!

みんなも行って、ロックを伝授されて来てください!

あるいはTOSHIさんの話題で盛り上がろう(笑)

 

さて、そこで、あるベース弦を使ってみてくださいとご提案いただきまして、

これをもらって帰ってきました!

「大佛BASS STRINGS:コーテンング弦」

そう、これね、以前から気にはなっていたのですがね。

 

=説明=

大佛strings(オサラギストリングス)とは、

手巻きで製作することによって柔らかい指触りと音質が、特徴。

巻線にピュアニッケル線を使用することにより太いサウンドを奏で、

芯線にハイカーボン­のラウンドスチールコア線を使用することで

サスティーンも良く仕上げられていてます。

見にくいけど、緑にコーティングされていて、結構綺麗。

ちなみにプレーン弦もある。そちらはもちろん普通のシルバー色。

 

で、今、自分が張っているのは、

「Fender USA / Super Bass 7250 L」

ありとあらゆる弦を張ってきたけど(笑)、一応、最近はこれに

落ち着いている。

ベースは普通のフェンダージャズベース、パッシブね。

最近はEFは使わない方向。



さて、どんなインプレッションだったかと言うと・・・。

バンドで実際に音を出したわけではないので、それも片手落ちかなと

思うんだけど、う~ん、個人的には結局、元に戻しました。残念!!


特徴としては、音が太いね。確実にぶっとくて、張り立てによく

ありがりなパキンではなく、ブインと太い音。

サスティンは逆にあまり無いように思ったけどな。無いわけではないんだけど、

それより頭のブインって音がでかいからビーンと言ったイメージじゃない。

耳に痛いガラスのような高域はないと思う。フレットに当たるキシキシした

音も目立たない。非常にベースらしい、太く丸い温かみのある音。

大げさに言うと、ラウンドワウンドとフラットワウンドのいいとこ取り、

あるいは中間みたいなイメージ。

手触りは始めはちょっと引っ掛かりがあるように感じた。

手に吸い付くような感じかな。まあ、ラウンドなんで、フラットほどの

摩擦は無いけどね。


個人的になぜ、止めたかと言うと、少し音像がボヤける気がした。

太く暖かい音は、違う側面から聞くと生々しさがないと言うか

ちょっとハッキリしないと言うか、ラインで聞いたときに少し

そんなイメージだったのと、一番大きかったのは、磁力が弱いこと。

現在張っているフェンダーの弦より半分近く音が小さい。

全弦を張り替えたわけではなく、4弦(E弦)のみを張り替えて聞き比べ

たら、びっくりするほど音が小さかった。と言うことは磁力が弱いということ

だろうけど、コーティングしているからなのかな。

ま、別に音が小さいからと言って別にアンプのボリュームを上げれば

いいだけの話なんで大丈夫なんだけどね。


前途したようにハイはあまりなく、ベースに必要なローとローミッド、

周波数で言うと80Hzから250Hzあたりまでがドカンと出ている感じなんで、

バンドのなかで美味しい部分だけが出ていい気もするんだけどねえ・・・。

う~ん、やっぱり気になってきたな(笑)。


なので、そういった感じや、あまり硬い音を好まない人、張り立ての

痛いトレブル感が好きではない人はいいと思いますよ。

とにかく太い音は凄くいいです。



 


視野

2015-04-15 | 日記

音楽の話ではないですけどね。

 

大分前だと思ったけど、TV番組で、元ボクサーの内藤大助、その他が、

ペルーだったかに旅をする番組があって、何気なく見ていたんだけど、

そのとき少しズレてるなあと思ったことがあって・・・。

ふと思い出したんでそのときの違和感を書いてみる。

 

まあ、正直、そのあたり(南米)はそれほど裕福のほうでもないと思うし、

番組的にも、その日を食べるのに精一杯の家庭に内藤らがお世話に

なったほうがベターとの判断か、そうなったんだけど、まあ、そこの

子供たちとか親とかみんな親切で、いい感じに番組は収録されたと思う。

 

で、何が微妙だったかと言うと、内藤がそのやさしいキャラとか、番組からの

意向かはわからないけど、そこの子供たちに身振り手振りで「自分は昔、

いじめにあっていたけど、ボクシングを始めて克服できた」「君たちもいじめは

絶対にしてはいけないよ」みたいなことを語って、子供たちはどこまで意味が

わかったのか怪しく若干ポカーンとしていたみたいだけど、素直に聞いていて

なかなかいいシーンに収録されていた。

 

そこで感じたのは、(多分だけど)、その村の子供たちは全員学校に行けるかと

言うとそうでもないらしく、子供でも仕事に従事しなければいけない子もいる状況。

そういったところで、「いじめられるから学校に行きたくない」なんて悠長なことを

言っている子供はいるんだろうか?

また逆に「いじめると面白いから人をいじめよう」と言う人もどれほどいるんだろうか?

まあ、どんな状況でもそれに似たことはあるだろうけど、ある程度、文化が進んだと

いうか、ある程度の先進国でないと「いじめ」は大きな問題にならない気がする。

人をいじめているヒマがあったら仕事を求めて、お金を稼いで食料を手に入れなければ

いけない。今回、内藤らが行った村はいわゆるスラム街と言うほどのところではない

ものの、まあ、PCなんかは当然無いような生活だよね。

 

そういうところで、子供に向かって「いじめは良くないよ、いじめられていない?」と

言うお話は少しだけピントがズレいたんじゃないかと思った次第。

もちろんきちんとしたいいお話ではあるし、話して損はしないし、内藤選手のことは

好きだけども、TV局も少し考えて空気読めよって思った(笑)。

 

まあ、それはいいけど、日本も先進国だ、なんだっていい気になっている(?)かも

しれないけど、大人も子供もいじめ問題とか、格差社会とか少子化とか、政治と金

問題とか、振り込め詐欺とか、殺人とか、ストーカーとか、犯罪の低年齢化とか・・・

何も進んだ国だとは思えない部分もあるよね。

みんなで平和に暮らせる素質はあると思うんだけど、自分たちでダメにしている

部分も多分にあるんじゃないかと思うこの頃。

いや、子供の頃から不思議だったな。