世界的に有名なジャズトランペッター、日野何某と言う方が、
中学生のジャズ発表会の際にルールを破った生徒にビンタをしたとか
しないとか・・・。
これ、動画を録られていたんでここまで取り上げられたんだと思うけどね。
絵的に面白いからね。ショッキングに映るし。
こんなことでよく大騒ぎするなあと言うのが素直な印象。
ステージ上でもろだしでオ〇ニーでもしたんならともかく(失礼)、先生が生徒を
叱っただけじゃん。
言うなら、”ルールをやぶったガキが悪い”、”でも大人げない先生も嫌い”
”あるいは厳しい先生、素敵”。これで終わりかなあ。
おそらく公衆の面前でのビンタって部分がみんな引っかかっているんだろうなあ。
いや、今のご時世、ビンタ=体罰、ここが引っかかっているのか。
色々な側面から考えると結局、”大正解”ってのはないわけで、難しいんだろうけど、
間違いなく言えるのは日野何某さんはステージ上で一番真剣だったと言うこと。
出来れば1ミリでもヘタをしたくない。おそらく生徒が演奏でミスってもそれほど怒りはしないでしょう。
真剣に真摯に取り組んでいれば。
でも、今回のケースはわざとルールを破っているわけで、自覚して自己中の演奏をしたと。
話は少し飛ぶけど、最近色んなところで思うのは、どのお店も「はい、いいですよー」って
許容しちゃうところが多いなあってこと。
お客側も”お客なんだから多少のルール違反はいいべ?”ってな人が増えた気がする。
これ、店側はいいけど、ルール違反をしちゃうと他のお客さんの迷惑になる場合が圧倒的に
多いんだよね。
だから”やめてね”って言うしかないんだけど、店側も責任を取る気がないと容認しちゃうんだろうね。
それに容認した方がそのお客さんからは好かれるし(笑)。
”話がわかるじゃん”的な。
厳しいと、”あそこうるさいよね”みたいなね。
だから日野何某さんがいい加減な指導者だったら笑って終わりだっただろうね。
その方がずっと楽だし。でも超真剣だったのできちんとやりたかったと。
子供とは言え、ステージに立っている限り許すわけにはいかなかったと。
つい頭に血が上って、大人げない行動に出ちゃったって感じかなあ。
人を叱る際には、その人だけを呼び出して個別に指導した方がいい場合もあるし、
逆にわざと大勢の前で叱って、集団全体をコントロールしやすくする場合もある。
より軍隊的な感じ?
”ヘマをしたやつはこうだ”って面前で罰を与える。
ケースバイケースなのかな。
日野何某さんがそこまで考えて叱ったかどうかはわからないけど、おそらく、公衆の面前で
やってもいいだろうと、その時は思ったんだろうね。
いくら頭に血が上っているとはいえ、”親が観ている”ってのは認識しているはず。
それでも、あそこまでやったのは個人的には指導としては何も問題がないと思う。
あそこで許しちゃったら”やったもん勝ちじゃん”って思われちゃう。
ただ、違う側面から言うと興行として行っている途中なのでそこであの行為は
ステージを台無しにしてしまうと言うことは免れない。
そっち方面から考えたら絶対のタブーなんだな。
みんなそこを一緒くたに考えているからなんかスッキリしないんじゃないの?
見逃してはいけないのは、スティックを取り上げた時点でまず普通は止める。
”あ、ヤバイ”ってわかるはず。
それでも素手で叩き続けるとは、もう止めるにはビンタしかないよ(笑)。
鉄拳制裁だよ(笑)。
それでもこの生徒はちゃんと謝ってこれからもここで学んでいきたいって言ってる
ようだし、親御さんも子供が悪いって言っているようなので納得しているんじゃ
ないのかなあ。
ところで、何?今って学校でビンタしちゃいけないの?
個人的にはそこまでの体罰はいいと思うけどなあ。
自分が親でも子供には悪いことしたら先生からビンタをかませて欲しい。
信頼できる先生ならば。
自分もビンタやお尻をバットで叩かれる等の体罰は日常茶飯事だったなあ。
たまには巻き添え食らって、ふざけていた友達と一緒くたにされて叩かれるってのも
たまにはあったけど、まあ、そこで理不尽を学んだね(笑)。
たまにはね、ビンタの痛みも味わって成長した方がいいと思うけどなあ。
なんて・・・時代遅れなんだろうなあ。
クレーム来るんだろうなあ。