映画ネタばかりですみません。
幼少期に観た映画なんだけど、一番好きと言っても過言ではない作品として、
「ベン(Ben)」と言うのがあるのですが、この映画はまずその前に「ウイラード」と
言う作品があって、それがヒットして評判が良かったので作られた続編と言う
立ち位置。
(1972年、正月映画の話題を独占・・・だそうです)
当時の宣伝用ピクチャーではないでしょうけど。↓
簡単に説明しちゃうと、当時の煽り文句に「ヒッチコックの鳥を超えた」ってのが
あったようなんだけど、要はねずみの大群が人を襲うパニックスリラー映画。
・・・なんだけど、これがなかなかどうして2作品ともヒューマンドラマとしても実によく
出来ていて、昨今の「グロいもん出して、グロいシーンを撮っておけばいいだろ」
みたいなものは一切なく、むしろグロいシーンはほとんどないし、別段怖くはないん
だけど(笑)、きちんと人間ドラマ作品にしてたのでロングランになったのかなあって思う。
それと偶然も多々あると思うんだけど、ねずみさんたちは当然演技してるわけはないんだけど
もう演技してるんじゃね?ってくらい、いい表情(?)してる。
CGもない時代にそんな風に見えるってのは演出や脚本がいいんだろうなあ。
それにしてもねずみが随分とデカいんだけど、これなんの種類なんだろ?
2作品ともDVD化はされていなかったようなんで観られなかったんだけど今回初DVD化と
言うことで無事観ることが出来て感激です。
実は「ベン」の方はVHSにはなっていたんで大人になってからも一回観ているんだけど、
それも20代の頃だったし、「ウイラード」に至っては小学生か中学生の時以来なんで、
感激もひとしお。でもだいぶ色んなシーンを覚えていたなあ。好きでTVでやるたびに
観てたのかもしれない。
まあ、特におすすめはしないけど、観るならやはり「ウイラード」からの「ベン」と言うことで
観て頂けると面白いかなと。ま、全然続いてはいないんでどちらから観ても大丈夫なんだけど、
ベンにも歴史があるのねーって感じで(笑)。
ちなみに「ベン」の方の挿入歌は幼少期のマイケル・ジャクソン。
これまた大ヒットしまして、日本ではフィンガー5の晃君がカバーしてる。日本語で。