ヴェノム
「ヴェノム」2018年のアメリカ映画
マーベル・コミックの人気キャラクターと言うことで
そっちはまた映画とは違ったテイストもあるんでしょう。
コミックではスパイダーマンの宿敵らしいですがその辺
明るくないんでよくわからず。
もっともこの映画ではスの字も出てこないので問題ないですが。
知り合いにお勧めされて鑑賞。
う~ん、どうですかねえ・・・。
コミックが原作と言うこともあってかどうしてもマンガちっくに
なるし、寄生されてどうのこうのも使い古され過ぎてて目新しさは
特にない。少年ジャンプとか青年男性向けコミック雑誌に連載されて
いそうな内容。
またヴェノム自体の姿はもちろん100%CGなのでほぼ半分くらいは
CG画面になるのでよりアニメちっくに映る。
全体を通してもかなり若者向けと言うかもはや子供向けか(笑)。
バイオハザードに感触が近いような。たとえ色々破綻しててもあの
演出やアクション、画面さえ観れればそれでいいや的な。
ま、そういうのも嫌いじゃないんでいいですけどね。
人には勧めないな(笑)。派手なCG満載でグロい戦闘シーン盛りだくさん
なんでそれが目当てなら観るべし。
主役のトム・ハーディは”マッドマックス:怒りのデスロード”のマックス
なのね。役的には今回の映画の方がカリスマ性があって断然良かった。
マーベル・コミックからは”X-MEN”を映画化したものが好きで、
そっちは割と重厚に作られていたんでいくつかDVD持ってますね。
ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンが圧倒的にかっこよくて。
3作目あたりにちょっとミュータント能力を派手にし過ぎて残念な部分も
ないこともないけど基本的には”硬派”に作っていると思う。
”2”も良かったけど意外と後付けで作った”ウルヴァリンX-MEN ZERO”も良かった。
あの鉄の爪が元は骨であとからアダマンチウムと言う金属に改造した
ものとは知らなかった。凄い設定。