日本にも当然凄く魅力的でうまいボーカリストはいっぱいいる。
でもそうでもないのも多いのも事実。
まあ、確かにうまいヘタ云々よりも人を感動させられるかが大事なんで、
あまりに技術的なことばかりを気にし過ぎていてもダメなんだけど、
どうも日本はね、聞いている側にも問題があるように思うんだよね。
白人コンプレックスってわけでもないんだけど、やっぱりアメリカのショービジネスのレベルを
考えると、日本はレベル的には低いなあって思う。
聞いている側に問題が・・・って言ったけど、非常に乱暴な言い方になるんだけど、
日本ってさ、ボーカリストが、やたら元気に歌っていればなんでもいい、と言うか、
元気に大声出してパフォーマンスしてりゃ、騙されると言うか・・・(苦笑
いや、ごめん、言い過ぎなのはわかってるけど、プロでも「あれはボーカルやる声じゃ
ないんじゃ・・・」って思えるのもいないこともない・・・(意見には個人差があります)
ま、最低限、音程、リズム感は合ってるけどね。うまくはないよなあ・・・うるさいだけって
感じる人もいないこともない。(意見には個人差があります。2回目)
でも、それをアマチュアがね、お手本にしちゃうとさ、元気よく歌えばなんとかなるんだって
勘違いしちゃう人がいてもおかしくはない。
でもそうは言ってもプロはね、例えヘタウマ系な青春パンク系のボーカリストだとしてもだ、(苦笑
やっぱりプロだからね。音程はあってますよ。リズム感も良いです。
で、それを見ている側が問題で、元気よく歌ってりゃ、音程もダメでリズム感も良くないのに
拍手喝采しちゃうお客さんが悪い。ま、その場は応援してるアーティストなら、盛り上がって
あげていいんだけど、「ん?おかしくね?」って思ったらちゃんと言ってあげよう。
「その歌、歌えてませんよ」
ま、たまたまライブで正確な音程を取れなかったのは仕方ないんだけど、たまに
「そのサビ、元から出ないキーじゃん」って人もいないこともないんで、「元気よく歌ってりゃ、
なんとかなる」って甘い考えは捨てよう。