教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

ボーカリスト事情

2014-03-14 | お店情報

日本にも当然凄く魅力的でうまいボーカリストはいっぱいいる。

でもそうでもないのも多いのも事実。

まあ、確かにうまいヘタ云々よりも人を感動させられるかが大事なんで、

あまりに技術的なことばかりを気にし過ぎていてもダメなんだけど、

どうも日本はね、聞いている側にも問題があるように思うんだよね。

白人コンプレックスってわけでもないんだけど、やっぱりアメリカのショービジネスのレベルを

考えると、日本はレベル的には低いなあって思う。

 

聞いている側に問題が・・・って言ったけど、非常に乱暴な言い方になるんだけど、

日本ってさ、ボーカリストが、やたら元気に歌っていればなんでもいい、と言うか、

元気に大声出してパフォーマンスしてりゃ、騙されると言うか・・・(苦笑

いや、ごめん、言い過ぎなのはわかってるけど、プロでも「あれはボーカルやる声じゃ

ないんじゃ・・・」って思えるのもいないこともない・・・(意見には個人差があります)

ま、最低限、音程、リズム感は合ってるけどね。うまくはないよなあ・・・うるさいだけって

感じる人もいないこともない。(意見には個人差があります。2回目)

 

でも、それをアマチュアがね、お手本にしちゃうとさ、元気よく歌えばなんとかなるんだって

勘違いしちゃう人がいてもおかしくはない。

でもそうは言ってもプロはね、例えヘタウマ系な青春パンク系のボーカリストだとしてもだ、(苦笑

やっぱりプロだからね。音程はあってますよ。リズム感も良いです。

で、それを見ている側が問題で、元気よく歌ってりゃ、音程もダメでリズム感も良くないのに

拍手喝采しちゃうお客さんが悪い。ま、その場は応援してるアーティストなら、盛り上がって

あげていいんだけど、「ん?おかしくね?」って思ったらちゃんと言ってあげよう。

「その歌、歌えてませんよ」

 

ま、たまたまライブで正確な音程を取れなかったのは仕方ないんだけど、たまに

「そのサビ、元から出ないキーじゃん」って人もいないこともないんで、「元気よく歌ってりゃ、

なんとかなる」って甘い考えは捨てよう。

 


ロッキンF

2014-03-11 | お店情報

・・・・って今もあるんですか?ないか・・。

いや、この前さ、機材祭りの際に自分とともに機材提供してくれた、Junさんが

「ホイ、好きでしょ?」って持ってきてくれた(笑)。もちろんT☆ROCKS文庫に並びます!

あとバカでかいKISSのポスターももらった!

自分が良く買っていたのはやっぱり1980年代だねえ・・・。

ラウドネスがデビューして、いわゆるジャパメタバンドがドカンと出て来た頃だね。

ラウドネスのちょい後くらいに、44マグナムとアースシェイカーがデビューしたと思う。

デビュー前の新宿ロフトでやったマグナムとシェイカーの2マンを観に行ったよ。

そうそう人見元基が入ったVOWWOWもそのちょっとあとかな?

このロクエフとバーン、それとプレーヤーはよく買っていたねえ。

創刊号から持っていたBURRN!も今はもうないけど、某セッションリーダーは

全部持ってるらしいよ(笑)。

 

なぜか関西のメタルバンドが勢いが凄くてさ。マグナムもシェイカーもそうだし、

マリノとかラジャスとか、ノヴェラ、アクション、リアクション、X-RAYなんかもそうか・・・?。

プレゼンスだのフラットバッカーだのゼルダなんてのもいたねえ。魔女卵(まじょらん)なんてのも

いたし、十二単とか、サブラベルズ、SHOW-YAもその頃。

MAKE-UP、ブリザード、ストリートスライダーズ、また、RCサクセションや子供バンド、

シーナ&ロケッツなんかも勢いがあったころだねえ。

レベッカも初めは売れてなくてね。BOOWYもそうか。

ダイヤモンド・ユカイなんて胡散臭いエセロッカーみたいのがTVに出てるけど、あれは

相当かっこよかったんだよ。レッド・ウオリアーズも凄い人気だった。

まあ、自分は邦楽より洋楽の方が好きだったので、どちらかと言うとオジーだの

ナイト・レンジャー、モトリーなんかの方が好みではあったけど、ファッション的にはこんな

恰好してたねえ、ゲームセンターでバイトしながら(笑)。

 

当時はバンドも物凄く多くて、平日の昼の部、その後夜の部、その後にやっと土日祝・・・

みたいな熾烈な戦いだったねえ。鹿鳴館はアンプやドラムセットなどの自分の機材を持って

いないと出れなくて、大変だった。当時組んでいたバンドのドラマーがドラムセットを持っていたんで、

ベースアンプは多分対バンか店から借りて出演出来たよ。

当時よく出ていたのは、フォーバレーが多かったと思う。渋谷のエッグマンも一回出た。

その後は新宿JAM、ヘッドパワー、吉祥寺のシルバーエレファントも良く出てたし、30代くらいは

関内の7アベニュー、目黒ライブステーション、あと八王子も多かったね。

 

昔はテープ審査を通ってもその後オーディションライブ的なこともあったなあ。

時間に遅れそうになってキーボードを担いで必死で走って行ったこともあったなあ(笑)。

店によっては「うちはハイトーンボーカルは出さない」とか色々方針があったな。

もちろん場所にもよるけど、今みたいに割とすぐ出れる・・・ってわけでもなかったんだよなあ。

ま、出れたけど、土日に出るのが大変だったね。

 

初々しい写真が出て来たわ(笑)。

フォーバレーに出てた頃で、結構強いパーマかけているんで44マグナムのバンみたい。

 

↓これ、若いねー。この頃はだな、みんなメタラー男子は聖子ちゃんカットなわけだよ(笑)。

ま、女子もだけど。みんな浜田麻理みたいな頭してるんだな。

ラウドネスのT-シャツにサスペンダーにオジーのバッジだって、ダサ!(笑)。

ブレスもしてる。まだタトゥーはないわ。多分ハタチくらい・・?

 

↓こういうブーツも流行ったねえ。

 

↓1990年代。久しぶりにロクエフ見ていたら、確かにアクションのヨシローっぽいと思った(笑)。

昔言われたことがあったんだけど。自分ではあんまり・・・。

もうちょい歳いってる人には、ガロの人に似てるって言われる(笑)。確かに。

でもパっと見のイメージだよねえ。顔自体は似てないでしょ。あんな美形じゃないもんねえ。


機材祭り

2014-03-08 | お店情報

3月一日(土)機材祭り、無事終了いたしました!

ご来店下さった方々、本当にありがとうございました!

 

ちょっと超満員ってわけにはいかなかったのですが、初心者の方からベテランの

方まで、それぞれに楽しんで試していたと思います。

特にあまりエフェクターに触れたことのない人は、歪み系、空間系にやはり

興味を示すようで、気に入って色々いじっていたようです。

 

演奏もしました。

12弦ベースなどと言う酔狂な楽器を持ってきたんで(笑)、やはりチープトリックのサレンダー、

あと色々適当にジャムったりしました。

 

しかしながら、色々と反省点も多かったことも事実。

やはり、事前に内容が伝わりづらかったとのご指摘もあり、来て、機材を試すのはいいが、

具体的に何をやるのか、その辺がわからないので来にくかったとの意見もありました。

次回はもっと具体的にこんなことをやります、とか、演奏曲も決めたり、時間を区切って

やったり、わかりやすい感じにしようかと思っています。

 

ワイヤレスに関しては、興味のある人とそうでもない人がいますからね。

これだけの種類のワイヤレスを大きな音で同時に試せるのは相当凄いことなんですが、

必要ない人には響かなかったようでした。

シュアーのワイヤレスが評判が良かったですね。ただ重いのと、充電式、値段の高さが

惜しい点です。ソニーは音質は今一つで、尚且つトランスミッターにミニプラグでつなぐのは

ウオークマンじゃないんだから・・・ってことだよね(笑)。

オーディオテクニカも評判は上々でしたが、こちらも特殊な形状のプラグを使っているので、

普通のプラグにして欲しい。ライン6は少し脚色される音に感じるかも知れません。

良くも悪くもハイファイで良い音になるからね。

 

 

協力して下さったGemstonefileのJUNさん、かけつけてくださったセッションホストリーダーの

Mako-san、ことのはのAさん、また貴重なアンプを持ち込んで機材祭りを協力にしてくださった、

だ~にしさん、ご来店のお客様、本当にありがとうございました!

 

次回ももっと楽しめるようにがんばります!

「自分の機材を持ち込んで、色んな人と交流をする・・・」みたいな場もいいかなと思ってもいます。