土曜のランチは、まったりと

我が家では土曜のランチはたいてい外食
長年住んだ池上線から引っ越した
横浜住人のまったりとした土曜のランチをご紹介

鷹番 宮川(鰻) 東横線学芸大学駅

2013-07-27 16:14:17 | その他
今日は暑い中、東横線の学芸大学へ来ています。この暑さを乗り切るにはやっぱり鰻。土用の丑の日は今週の月曜の22日でしたが、今年は二の丑があり8月2日。となれば今日は鰻を食べずにはいれません。伺ったのは鷹番 宮川さん。昔ながらの日本家屋が素晴らしい老舗の鰻屋さんです。
  
こちらのお店は宮川築地本廛の暖簾分けで宮川のれん会に所属するお店。古いお店のようで、ここから更に暖簾分けしたお店が久が原店、中町店と2軒あるようです。何と言っても素晴らしいのは、この昔ながらの日本家屋。1953年(昭和28年)に建てられたそうですが、今ではこんな立派な日本建築はなかなかお目にかかれなくなりました。
   
場所は駅から少し離れています。学芸大学駅の東口へ出て、そこからまっすぐ伸びる商店街へ入ります。しばらく行くと右側に三菱東京UFJ銀行が見えるので、その角を右へ曲がります。この通りをまっすぐ行くとだんだん店も無くなり辺りは普通の住宅街。それでも構わずまっすぐ行き、最初の信号を超えた右手にこのお店があります。
   
今日は11時40分頃入店。立派な暖簾をくぐって中に入るとすぐ右手が調理場。メインダイニングは二階に座敷が二間。分煙されていて禁煙の方は満席で我々は喫煙の座敷の方へ案内されました。喫煙の座敷は10畳間で床の間付き。床の間には古い日本画の掛け軸もかかっています。欄間には模様が施されていて興味深いですね。内装も外装と同様古い日本の建築様式そのまま。何だかうれしくなってきちゃいます。
 
老舗の専門店の割にはメニューは豊富です。うな重は松、竹、梅、鶴、亀、寿と6種類あり\1,200-から\3,500-。鰻組重というのが鶴、亀、寿で\2,500-から¥3,500-。蒲焼は竹、梅、鶴、亀、寿の5種類で\1,400-から\3,400-。うな重が\1,200-から楽しめるのはうれしいところです。そして鰻以外にも天重、天ぷら組重、焼鳥重、鳥竜田揚げ重、ハーフ、親子重などがあります。
  
まずお願いしたのは肝焼き\400-。肝がたっぷりの串焼が2本で\400-。何とリーズナブル!またこの肝が新鮮、鰻の風味も十分楽しめて、その後を肝の苦さが追っかけてきます。あー、ビールが呑みてぇー。でも我慢我慢。後から気が付いたらキリンのフリーも置いていました。うーん、残念!
     
そしてうな重の鶴\2,500-。うな重は鶴以上が肝吸い付となります。オーダーしてから30分ほどで登場。混んでいる割には早かった印象です。うな重には中ぐらいの大きさの鰻が1尾分。厚さはそれほどでもありませんが焼目も美しく上品で焼き上がりはフワフワ。箸がスッと入ります。タレはしょっぱ過ぎず甘過ぎずバランスが取れていい塩梅です。ご飯はほんの少し固めでしょうか。肝吸いはきちんと取られた出汁が効いていて、薄めでこちらも上品なお味です。夏らしく素麺も入っています。鰻、タレ、ご飯とトータルでバランスが取れていておいしいうな重に大満足です。
    
こちらは鰻がNGな女房がお願いした天重の鶴\1,200-。天重は鶴と亀が車海老使用。お重を天ぷらが埋め尽くしています。天種は車海老2尾、キス、イカのかき揚、茄子、獅子唐。車海老の天ぷらは決して大きくはありませんがプリップリッでおいしかったそうです。他の天ぷらもサックリ軽めに揚がっていてイカも新鮮。漬物は浅漬けで普通ですが、いい箸休め。女房も大満足でおいしいを連発。
老舗鰻屋さんの味に舌鼓を打った鷹番の土曜のランチでした。

店舗情報:
鷹番 宮川
東京都目黒区鷹番1-14-2
03-3712-6518
学芸大学駅東口へ出て、まっすぐ伸びる商店街へ。しばらく行くと右側に三菱東京UFJ銀行が見えるのでその角を右へ。住宅街の間をしばらくまっすぐ行った右手。駅から歩いて5,6分。
2013年7月27日(土)
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