コミュニケルーム通信 あののFU

講演・執筆活動中のカウンセラー&仏教者・米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

コーヒーブレイク

2009-05-10 | Weblog
このブログは、以前にも記していますが、私のニュースレター(四季報)として印刷し全国の有縁の方々にお送りしていました。
その後、パソコンが飛躍的に普及したので、そのIN版としてブログ化しました。元々が四季報ですので、頻繁には更新する心算はなかったのですが、刻々変化するネットでは少し早めの更新になりました。
とは申しますものの、間延びしきりでありますが・・・。
印刷版は小部数ですが発行しています。内容、体裁は若干変えていますが。
最近、たくさんのアクセスを頂きますので、今回は冒頭にこのブログの謂れを。

ということで、ちょっとコーヒーなど如何かしら・・・。

以前「束の間の旅人」と記しましたが、講演などで遠出をしたときなどは、そのよい機会です。

4月25日、金沢の「あすなろ会」さんに招かれました。
今年度の会のスタートの例会での講演でした。昨年も同じ頃にお伺いしています。
終了後、砺波まで足を延ばしてチューリップ公園に行ってきたという訳でした。


      (池に浮かぶチューリップ)

翌日の北陸中日新聞に掲載された自分の写真を見て「やつれたなあ」と。
昨年、INニュースにupされた画像と比較して、しみじみと感じるyoーサンでした。
またまた「万年青年」も遙か遠い日のことに・・・。

 (4月26日付・北陸中日新聞)

そうそう、歎異抄講話の結末を記さないといけませんね。
明日の心といたしましょうか。では





コミ通 09 皐月号 その2

2009-05-10 | Weblog
【再び近況・心境】
 -清水の桜のこと-



今年に入って3度目になる。
心が疲れるといつも琵琶湖に行く。
愛車を駆って北陸道敦賀ICを降り、161号線を1時間ばかり走り、追坂峠を越すと眼下に琵琶湖が広がる。滋賀県マキノ町(今は高島市マキノ町)奥琵琶湖である。桜の名所海津大崎も近い。
峠を下りた所に1本の桜の老木がある。「清水(しょうず)の桜」である。
海津の桜はまだ、ちらほらであったが、清水の桜は青空の下に満開であった。
樹齢は300年を超えるという「アズマヒガンザクラ」だそうだ。





この桜は水上勉(福井県若狭の出身)の小説「櫻守り」の舞台にもなっている。
その桜の木の下は小さな墓地である。墓碑を見るとその多くが過ぐる戦いで戦死した兵士達のものであった。
いずれも徴兵されて出征した一兵士のものばかりである。戦死すればこの故里の櫻の下へ帰りつくとの思いで・・・。
「櫻守り」の主人公・北弥吉も死んだら「清水の墓地へ埋めてくれ」と遺言し、その通りになるのであった。
今頃は葉桜となり五月の風に枝を揺らしていることだろう。


          奥琵琶湖慕情(海津大崎)

今宵はこの辺りで。