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(画像は福井県永平寺町・九頭竜川左岸より。前方山並は白山へ連なる。筆者撮影)
北陸路は未だ深い雪の中である。だが、耳を澄ませば微かに春の足音が
聞こえてくるようなこの頃。
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前を行く足跡追ひて雪深し (筆者拙詠)
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大きな道は消雪、除雪されているが一歩路地に入ると雪は深く、通学の
子どもたちは先頭の子の後につづく。
先頭を行く子は雪を踏みしめながら進む。子どもたちに限らず雪国に住む
人は誰しもそうなので、私は「雪踏み心」と名付けている。
原始、「道」なんて無かったはずだ。最初に誰かが歩いて、次々と人が
歩いて「みち」は出来たのだと思う。
「道」とつく言葉には、
「武士道」「柔道」「剣道」「弓道」「書道」「茶道」「華道」「香道」・・・
この「道」には共通するものがあるように思う。人として求めて行くもの、
精神性、スピリッツではないだろうか。
雪道を眺めながらふと思ったひと時である。今宵これにて。