「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

離れれば、治る?

2023-09-25 08:40:56 | 生活と療養の工夫

精神科の医者は、結構安易に、生活を根本的に辞めることを勧める。

 仕事をやめること。
カップル・夫婦をやめること。
家族と関わらないこと。

結構安易に言う。

私など、そういうことはなかなかできないことだった。
仕事をやめて、収入や生きがいを失うことへの恐れ。
パートナーや家族への思い、理想、などなど。
簡単に切れるものではない。

私は公私にわたりもろもろあり、結局、精神科医たちの忠告を聞き入れるようになったら、
確かに精神症状はマイルドになった。
症状は、消えてはいないが、行動化(私の場合、自殺企図・彷徨など)することが、なくなった。

まあ、医者にとっては、症状がすべて。そして、経営的配慮が第一選択枝。
患者の人生がどうなろうが、人生の意味とか、先生たちには知ったことではない。
だから結局は自分の価値観で、判断することになる。

自分はもがいて苦しんできたことに、満足している。
神田橋治療とか栄養とか、環境からの影響には、とてもとても、あがなえるものではなかった。
治らなければ意味がないと評価するのであれば意味のない行動だが、
私は多少の改善と手を尽くしている感じに、満足している。
やり切った感がある。だから割り切れる。
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公金チュウチュウ、すごいな

2023-09-17 15:00:59 | 仁義なき医療福祉~地獄の沙汰も金次第~

自閉症の私には、思いもよらない金儲けの発想。
いろいろな福祉錬金術。
巷では「貧困ビジネス」とか「公金チュウチュウ」などと呼ばれる。

今日見た動画。
家を追い出された元派遣に生活保護を斡旋。身分証や印鑑を没収。
当の本人は、再就職活動もおぼつかない。身分証を没収されては、自分の身分を証明できないから。
裏で、生活保護水準いっぱいまで家賃を上げ、生活保護者で埋めた物件を「高利回り投資不動産物件」として転売する、福祉団体と不動産屋の悪徳コンビ。
このビジネスの詳細を、かの宇都宮健児弁護士がわかりやすく解説してくれている報道動画。

動画と同じような儲けのスキームは、貧困福祉セクターだけでなく、若年女性保護セクターでも行われていると、
最近多くの告発がツイートされたことが記憶に残る。

免許証とかマイナンバーカードとかスマホを没収。
逃げられないよう、勝手に自立されないよう、個人情報と証明書を人質に取る。
オレオレ詐欺と同じ方法で、金を産む雌鶏を囲い込む手段だ。

似たような記事で、こんなのもあった

生活保護とまでは行かずとも、私のような障害者は以下の記事のように搾取されることがある。A型とハロワークがグルになった貧困ビジネス。

こんなビジネスはこの世から消えてほしいと私は思うが、企業、業界団体、行政もからんでいるから、どうにもならない。

対抗手段は
貧困ビジネス団体とライバル関係にある福祉団体や士業の助けを得る。
それから、使えるキャッシュを確保しておく。
ということ。かな?
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自分はどうにもならんけど、ぼちぼち生きていくしかないな。

2023-07-24 18:13:05 | 障害者の就労支援機関、施設、制度

主治医の勧告を受け入れて、仕事は純粋な障害者雇用で甘んじている。
完全な障害者雇用でも、年金2級を外すどころか、
場合によっては非該当判定の可能性さえあると、
認識することとなった。

障害年金更新時に、主治医から、今まで
「あなたのような状態の悪い人が落とすことはない」と言われていたのに、
今になって年金2級維持が怪しいと言われ、
当初、裏切られたか?とも思ったが、
現実的に主治医見解が正しいことを、厚生労働省の統計を見て理解した。障害年金申請の法曹専門家たちも同様のことを言う。
(なお余談だが、医者に解釈の温度差があるのと同様、社労士・弁護士にも困難に対する取り組み意欲の温度差がある。と私は感じる。)

現実に、障害年金1級・精神障害の正社員もいるし、完全無収入で入院しても2級にならない人もいる。
私は、東証上場企業部長でアスペルガー症候群・障害年金2級の人から直接話を聞いたこともあるし、
見当識障害を伴う高次脳機能障害なのに年金非該当になった人とも、出会っている。
年金3級の人でさえ、過半数は、就労していない。これも事実。
これら現実を認識し、淡々と行動するだけ。

「親は何があっても、どう説得しても変わらない」
とある福祉界隈の大御所が、そういう話をされた。とのこと。
全くそう思う。親は変わらない。
福祉職時代に出会った親たちも。私の親も。

だから私を確定診断した発達障害の権威や初診の女医は私に、親との距離をたっぷり取るよう指導していた。みだりに会うなと言われたことは、正しい。と思う。
また母源病主張の医者が、ぜんそく治療に来る私の何気ないふるまいに愛着障害を感じ、それを無遠慮に伝えてくることも、また正しい。

発達の権威、まったく正しい。
私への治療。何やっても効果ない。意味がない。と評価されても仕方がない。
いろいろやってみて、本人的には、多少はいい。こともあるが、根本的変化はない。
私は、複数医師から大変よろしくないと指摘されてきたような、いろいろな環境下で生きてきた。
家族は精一杯にことをしてくれたと思うが、いろいろ難があって、私の生まれつきの障害特性からくる独特な反応もあって、かみ合わず、
職場もいろいろあり、体力の任せて気合で乗り切ってきたが、年齢とともに無理は利かなくなり、
独特な能力開発もできない・価値を見出せない環境下であり、さかなクンやイチローのような一芸は見いだせず。
栄養とか散歩なんぞでは、多少の効果はあっても、とても環境の影響力には及ばない
医師に治療に意味がないと言われれば、そこに通院を続ける意味もない。
「用があったら来なさい」と、発達の権威から通院時いつも言われてきたから、
用がなくなったから、発達の権威のところには行かないだけ。
薬物もほかの手段も、協力を求めても、けんもほろろで却下だから。
権威は快活なだけ、口先だけ。これは診察時、感じてきた。
労災申請での情報開示請求で出てきたカルテでも確認した。中身スカスカなカルテだった。

母源病の医者は、ぜんそく医としては優秀だと思うが、この方にメンタルを見てもらう気持ちには、なかなかならない。
あんたの育ちはどうのこうのと言われても、
だったらどうしたらいいの?
ステロイドから卒業できたから、優れていると感じますが、
口が悪いのはネット評判通り。ですね。と思う。

少しでも状況を変えたい。苦しいところを楽にしたい。という試みを否定するのではなく、
自己実現傾向という気持ちに寄り添い、手助けしてくれて支援を、私は受けたい。

今の主治医は、できることはやってくれているし、今後も期待する。
とはいえ先生の年齢や発達障害特性からミスや情報伝達に難が生じている。
また、このクリニックの受付について、芳しくない話を他者からたまに耳にすることがある。
私たちは社会的差別を受ける存在だから、仕方がない。そういうものだ。という前提で、対応している。
先生にもアスペルガー症候群の当事者からか、感情表現が・・・。と感じることもある。
でも、できることはやってくれる感があるから、私は期待している。

当事者界隈からは、私の主治医から離れ、役所窓口お勧めの、発達の権威のところに転院する動きを複数観測している。
離れたい人は好きにすればいいと思う。特段の反応はしない。通院しやすくなって、好都合。

苦しい状況にあること。工夫して改善したいこと。いろいろ取り組んで多少の成果は出していること。に共感してほしい。
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障害年金1級受給者の約1割が就職している。という事実〈厚生労働省統計による〉

2023-07-22 20:02:14 | 障害者の就労支援機関、施設、制度


画像は、厚生労働所が調査した「障害年金受給者の就職率」。
結果は一目瞭然。
平成26年ですでにこの数字。
いわんや、厚生労働省が雇用率圧力を強めている令和の世では、圧倒的に上回っていると予想する。

障害年金1級の受給者のうち、約一割の人が就労している。
障害年金3級でも、半数の人が就職していない。
ちなみに障害年金受給者全体における就労者割合は3割弱。



年金1級でも働いている人が一定数いることは把握していたが、予想していた以上にいた。
逆に、年金3級〈要するに企業就労経験者〉であっても半分しか就職していない。これも意外な数字だった。
もちろん、高齢になるなどの理由で、働かない人もいるし、働かなければならいなと私は思わない。
就労は本人の自由だと私は信じている。

それにしても、年金1級の人の1割が就職している。という厚生労働省による公表は、大いに励まされる事実だ。
働きたい人は、働くのだ。たとえ医者や支援者が固定資産にしようとして阻止行動をとったとしても。
一部の「立派な」支援者が声高に主張するような「完璧でなければ就職させない」というのは、やはりくるっている。
璧であることを求めるのは本人のためではなく、何か別の動機があると、私は思ってきたが、その確信をますます強める統計資料だった。

この事実を大切に、障害年金1級を受給していても働いているという事実。
あるいは、障害年金を受給していなくても働けない人もいる、という事実。
支援者なる存在による根拠のない圧力ではなく、厚生労働省の信頼できる統計資料を、私は根拠としたいと思う。

※2023年7月22日、一部リンクを変更して再掲載


 
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食事療法あれこれ個人的感想

2023-07-03 16:36:53 | 愛知県 精神・発達障害者雇用促進事業


グルテンフリーは、小麦アレルギーが出ない限り、やらないことにした。
テニスのジョコビッチ選手の事例は、彼には医学的検査でアレルギー反応があったと知った。

私にはないから、あまり関係ないと考えた。

ただし、グルテンフリーを提唱する先生の言う通り、食パンを含むパンには、様々な添加物、砂糖、甘味料などが入っているから、白米よりも悪い食べ物かもしれないと考え、この際コメを主食に据えることも検討しよう。とも思う。

カフェイン。とくにコーヒーなど。
コーヒーなどは体によいという先生と、完全に毒だという先生がいる。
少なくとも夕方以降は、カフェインを取らないようにしている。

もともと頻尿気味なので、この措置の本当の効果は分からない。
主治医のクリニックにはお茶のサーバーがあるから、主治医の立場はカフェインOK。

これからも自分の体に聞いてみようと思う。

プチ糖質制限は継続。
メガビタミンも、とりあえず継続。
ただし、藤川先生以外これを推奨する人はいないことも、私は知っている。
安いサプリだから藤川先生インスパイヤーを継続できている。
本格的な糖質制限は、経済的理由などで、私には不可能。

栄養の偏りは、まんべんなく、ではなく、
豆や野菜など、いいものは偏って摂取したほうがいい。という書物を読んだ。
その通りかもしれない。

食事なんかより、環境、特に職場の環境がとても大事だと、いろいろ調べていて思った。

自分の体調の通りに休むとか、なかなかできない。
そんなの介護状態の当事者でも、集団生活であれば、体調が悪くても周りに合わせることが求められるな。
今の環境は割と自分への配慮がしやすいことは確か。
A型と言わず介護施設利用もまた、一般企業就労よりも困難な面があるかもしれない。周りに合わせなければいけないとか、なんとかで。
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安楽に、働くことを目指す

2023-05-22 21:23:12 | 生活と療養の工夫

「安心」「安全」「安楽」

これは介護の基本理念。
介護を受ける人が安心して、安全に、そして安楽に、生活できるようにする。というもの。

私はこれを、今の障碍者専門枠の仕事に適用しよう。

今までも、「安全」と「安心」は、大事な仕事上の理念だった。

「安全はすべてに優先する」と、トヨタ生産方式では教えられる。

そして自分や仲間、お客様を「安心」させることは、これまた何よりも大事な理念だ。

今までの仕事に「安楽」はなかった。

その代わり、
「必死」
「身を挺して」
「命の限り」あるいは
「命を捨てでも」
仕事はしたものだ。

今の私の「障害者枠」というポジションは、
会社からの文章や情報からの説明では、
・勤務評価はされず、
・最低時給固定
・社内情報・教育システムから疎外

という立場であると判明している。

これは入社前には提示されず、不具合を確認する過程で、会社側から「実は・・・」という話があったもの。

障害者雇用とはそんなものかとSNSで聞いてみたところ、
そのような対応を会社にされ、家族が自殺したとか、
そのような対応をされ、すっかりやる気をなくし、数か月で辞めた、とか

障害者雇用は基本、似たようなもの。
障害者を積極的に採用したい企業はめったになく、
大体は政府との付き合いで、ペナルティーを恐れて、仕方なく、渋々やっているのだ。

今の会社はとにかく厳しい営業会社で、
今月も来月も、職場の人が消える。しばしば人が入れ替わる、
大量採用大量退職の大手企業。
慣れ親しんだ人たちが次々にいなくなる。
自分もいつまでいられることやら、とも感じている。

ましてや今回、次々に自分たち障害者枠の人たちが、
会社システムとしてパージされていることが、
会社人事とのやり取りで文章により明らかになった。

会社は明らかに、自分が成長することを欲していないし、
売り上げに貢献することも欲していない。

ただ障碍者雇用率充足のため、指定された日の時間から時間までいて、
その間、周りから浮かないように適度に仕事をしているようにふるまうこと、
だけを求められる立場。

時間から時間までいるだけでよく、パフォーマンスや出来栄えを評価されない。
存在することだけが、存在価値の立場。

よし、だったら「安楽」に会社にいるようにしよう。

会社の仕事で消耗することを避け、日常の体調を整えたり安い時給を得るため、
会社から指定されたことを「安心」「安全」「安楽」に、やることにしようではないか。

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大学病院が、詐欺と告発される医療をする時代

2023-05-06 17:54:26 | 仁義なき医療福祉~地獄の沙汰も金次第~

金沢医科大学が、患者家族から告発記者会見された。

医療福祉が貧乏人にたかることは以前書いたが、
本件は金持ちがターゲット。

借金を返済不能レベルまでさせた。
元社長の頭がおかしくなったことに付け込んだと、家族は主張。

金沢医科大学側は「寄付時に既に認知症だったという診断書がなければ、返還する理由がない」とのこと。

注目される告発。
大学病院受診は、慎重に。

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基本に立ち返ろう。神田橋療法は効果あり

2023-03-28 19:51:09 | 神田橋治療の活用
もともとの自閉の上、十年前からはうつ病も患い、正直完治は諦めた。
自閉は特徴で治らないにしても、せめてうつ病の完治を願っていたが、これが軽快はしても完治しない。寛解にもならない。
軽快と再就職、再発と休職、離職を繰り返すうちに、うつ病がどんどん治らなくなっている。
再発性、難治性のうつ病は直りが遅いとは知っていたが、なかなかなもの。
自分は家庭問題と幼児期からの不適切な子育て(発達障害診断の権威からなど複数の医師から「教育虐待」とはっきり言われている。)が絡んでいて、こちらは解決しないので、簡単には治らないみたいだ。

完治はないにしても、軽くはできる。
症状緩和には処方薬が手っ取り早いが、
そういえば
「五本指いいこ」が、俺にはあったなと、思い出した。
最近神田橋先生関連の記事が読まれている。

私、足の指(基本)ではなく、手の指で「五本指いい子」の効果が出るようになっている。
これまでの練習のたまものだ。
健康改善のための試みは、これからも続けるだけだな。

※参考資料
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有益な福祉利用の方法、について、考えてみた

2023-02-01 21:45:20 | 生活と療養の工夫

私は障害当事者として、あるいはその家族として、日々、
賢明な消費者、ユーザーでありたい。

と、思っている。

とはいえこれは、なかなか至難なことだと、感じる。

私としては、よいサービスにあやかるために
  1. アンテナを張り、情報を収集し、
  2. よい相談相手を探し続け、
  3. あるいは、福祉サービスではない手段も用いて、
自分の福祉ニーズを賄うべく、これまで取り組んできた。

これを読まれている方の中には、
福祉などの専門職は、ひたすら私たち利用者のことしか考えないで、利用者利益のために精一杯のことをしてくれているから、全部任せていればいのよ。
と、仰せの方もおられると思う。

そのように、サービスを提供するプロ側が、サービスを利用する側のために全力と最善を尽くしてくれるのであれば、何の苦労もない。

ただし、私が見ている日本の現実は、楽園ではないと感じる。
これから先の話は、福祉はお花畑ではない、という話になる

福祉職が皆善人だと信じる人は、これ以上読むことをやめていただきたい。きっと、あなたの気分を害するから。

前提として、日本社会は、あらゆる公共事業に収益と採算性が求める社会である。
鉄道はもちろん、水道、感染症医療のような、国の緊急事態のための備えにさえ、黒字を出すことを強く求め、徹底的なコスト削減やリストラを求める国である。
福祉においても今や市場化され、利潤追求を求められている状況である。
よい福祉サービスをしていれば業者も潤う。
というわかりやすい図式である。

そのわかりやすい図式は半分正しく、
半部万違いであると、私は感じる。
よいサービスであれば、確かにより多くのユーザーに選択され、その業者は潤う。
福祉が市場化され、役所が措置していた時代にはなかった、いろいろなサービスが提案されている。
その一方で、徹底的にコストは削減され、利用者の障害を理解する余裕や、現実としっかり向き合ったり、ゆっくり話を聞くゆとりがなくなってきた。とも感じている。

とりわけ人件費削減により、正規職員ではなく非正規職員が、有資格者から最賃法で働いてくれる人へ、シフトしていると感じる。
私が言いたいのは、教育され経験を積んだ人が福祉職では残れないと、感じていること。
もちろん中には、無給のボランティアでよい仕事をされる方もいらっしゃる。
しかしそのボランティアさんも、かすみを食べて生きていけるわけではないので、どこかで生活費を賄わなければならない。
人件費の削減と合理化のしわ寄せについての話は、いろいろなところで非常に多く論じられているので、ここでは割愛したい。(膨大な資料に全くたどり着かないのであれば、その人はアンテナを張っていない。都合の悪い話にアンテナを張る気がない。と私は理解する。)

福祉団体は「生き残りのため」、必死に利潤を追求しつつ、中には真面目に社会福祉学的な課題にも取り組もう、専門性を向上させよう、という人もいる(かつての私がそうだった!!)。

表向き、商売はクライアントのためにやること。それは福祉もほかの業界も同じ。

真の目的は、どの業界も、自分の団体が生き残る。要するに利益を得ること。
黒字にしないと、採算が合わないと、その公共事業は、たとえ大企業がやっていても、やがて廃止される。
だから福祉ビジネスに携わる人たちは今日も必死に営業し、福祉サービス提供を通して利潤を追求する活動に邁進している。

「公金チュウチュウ」という単語がはやっている。
福祉業者が公金にたかるように見えるのは、公が福祉現場を民間に丸投げし、市場原理に従うようにした結果であり、当然の現象であると私は思う。

福祉業者の提供するサービスと利用者の利益が合致するのなら、それはまさに良いサービス。最高のサービス。
しかし、業者の提供するサービスと利用者に必要なサービスが異なる場合、福祉サービス業者のほうの力関係が強ければ強いほど、大変な悲劇が待っている。
この悲劇に関する本にも私は数多く接してきたし、
残念なことに悲惨な話が世に満ちていると思う。

どうしたら、利用者にとって最善の「利益」をもたらし、「悲劇」を防ぐことができるか。ということが、私にとっては十年来の大命題である。

肝は、現場のリアルな情報、だと思う。
そのリアルな情報を得る手段を、私はこれまで開発してきた。

手始めに考えられるのは、当事者本人に聞く。ということ。
ただしこれには、多種多様な人々が「当事者」にはいるので、自分に近い当事者になかなかたどり着けず、自分にとって有益な情報には、なかなかたどり着けない。

「信頼できる相談員」というのがあれば、最高。
とはいえそれは「川辺で砂金を探すように難しい(某福祉研修会で講師から話されたことば)」こと。
多くの専門職と直接話をしてきて、私にとって、本当に腹を割って話せる人は、二十人に一人もいない。

ほとんどの専門職は「法人営業マン」「セールスレディー」の域から離れることはないように、私には感じる。
最近見た老人ホームのチラシでは、相談員のことを「営業」と書いていた。
なるほど、表向きの肩書である「生活相談員」などとは書かずに、実態である「営業」と書くわけである。チラシを読む人のほとんどが社会福祉士や介護福祉士ではないから、「生活相談員」などとは呼ばず「営業」と紹介するのは親切なのかもしれない。
福祉系相談員の実態は、福祉商品を売り込むセールスパーソン、セールスレディー、保険のおばちゃん、そのものだから。

中には「良心」で、積極的にかかわってくる専門職もいるが、これがまた曲者だと、私は感じている。
私と方向性が一致していればいいのだが、その専門職が、私が拒否している考え方を押し通す場合、その良心はただの拷問である。
そういう「押し付け」は、ただの迷惑でしかない。決して「利益」ではない。

私は福祉利用する際はしっかり声を出し、コミュニケーションを取れる、自分が利用できるサービスを提供できる事業者と契約するようにしている。

また、何が何でも福祉サービスでなければならないとは思わない。
家電やテイクアウトなどで、福祉サービスと代替できる機能もある。

私には家事援助のニーズがあるが、食洗機の利用や総菜などの活用で、とどこおりがちな家事を補っている。
段差がなければ掃除ロボットとか、ドラム式洗濯乾燥機とかも入れれば、より楽になると思う。(ドラム式洗濯乾燥機はかつて使っていたが、服にできてしまうしわと電気代のことで、今はやめている。さらに自分の生活技能が低下すれば、再導入するかもしれない。)

自分としては、よい選択をしていきたいものだが・・・・
なかなか大変だと思っている。
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「精神障害者年金」なんてねえよ

2023-01-21 21:06:23 | 生活と療養の工夫

今、某メンタルクリニック院長の動画配信
「精神障害者年金・・・」なる動画を見て、
大変不思議な内容だったので、緊急投稿することにした。

まず、「精神障害者年金」なるものは、日本国にはない。

日本国にある公的障碍者年金は

「障害基礎年金」
「厚生障害年金」
のみ

問題の動画でも、おそらくタイトルで釣ることを目的にしていると思われ、
内容は「障害年金」のことを、ざっくりと、
かつこの先生の考えを述べたもの。

このブログでも、何度も取り上げていることだが、
基本的に社会保険の申請について医者は意見を求められるが、詳しくない。
生活実態を調べもしないでかなりひどい決めつけをする話にも遭遇する。
この先生も大変な先生だと感じた。先生はざっくり「働けているか否か」を基準していた。大変荒い解説だと感じた。

私はこの先生の話よりも、
日本年金機構がネット公開している判断資料内容を信頼している。

それから障害年金のことをよく知っているのは、障害年金申請支援専業の社会保険労務士だ。

動画の先生、年金診断書費用。なんと十数万円も取るそうだ。
びっくりした。私は四万とか八万とかでも高いと思っているから。

ちなみに私の経験した年金診断書費用は
旧帝大元教授が1万円(この先生は児童精神医学の権威であり、信頼性は地域一番とされる)
今の主治医は、なんと2千数百円。(しかも取りこぼし少ないとこで、社労士たちからの評判良好)

主治医の書く診断書は簡潔かつ的を得ていて、しかも非常に廉価だ。
かつてはブログが充実していたが、今や初診一年待ち。
先生は忙しすぎてブログの更新などしている暇はないようで、もう何年も止まったままだ。

冒頭のYouTuber精神科医は主治医との比較で非常に言葉が曖昧(要するに年金機構の認定医を説得する力に乏しく感じる)で、かつなぜか主治医の百倍の費用を取る。
盛んに動画配信しているので、おそらく患者との信頼が取れず、次々に新規患者獲得することが経営上必要なので、熱心にネット営業しているのだと思う。
日々の動画内容も、あまり質のいいものではないと感じている。
そしてなぜか、よく紹介される。
おそらく広告費支払って、ヒット率をかさ上げしていると、私は思う。

それにしても、やはり今の主治医はなかなか得難い偶然の出会いだったと思う。
元教授からは「あなたには何をやっても意味がない」(対処療法の薬を出す以外は何もしてくれない。神田橋先生の声にも耳を傾けてくれない)、と言われ生活改善のための措置を放棄されていた当時、セカンドオピニオンで受診したところ、神田橋先生の提案に興味深く乗り、いろいろな対処法を提案してくれてので、主治医を今の主治医にしたのだ。
その主治医が年金機構からも信頼されている医者だったのだ。

年金に強い医者のリストは社労士の間で知られているので、私のように傷病固定してしまった人は、社労士方面に医者を紹介してもらうのもいいのだと思う。

今日見たYouTuber精神科医、十数万円も支払って何するのだろうか?
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Colabo仁藤夢乃氏「不当」会計監査事件などから学ぶ

2023-01-02 18:11:33 | 日記

年末年始にかけ、若い女性の味方を自称する一般社団法人Colaboへの東京都監査が「不当」であり、Colaboの会計が杜撰である。という東京都監査委員会勧告の「速報」と、
Colaboで仁藤氏から支援されていたと証言される人からの「告発文」が出たところ、
Twitterのキーワード首位を「Colabo」「不正会計」「貧困ビジネス」という言葉が年末年始の期間中、維持し続けた事象。
ここから学ぶことがあったので、記録したい。


なお、「不当会計」「告発」などについては

Colabo 会計 告発

などと適当に検索すれば、膨大な情報を得られるので、詳細は割愛する。


年末年始、Colabo仁藤夢乃氏に関する事象を追いかけて学んだことで、一番の収穫は

「暴言を公然と吐く人は、テレビに出ようが政府に呼ばれようが、クズな腐れ外道」

であるということ。
ネットで他者を口汚くののしる。
例えば「人間性欲処理機」などと他人に無礼なツイートする人。
こういう人はもう、クズの腐れ外道なのだ。そういう存在なのだ。

私は学ばなければならないと感じた。

頻繁に人を公然とののしる人とか。
ケチをつけ続ける人とか、
そういう人を一切信用してはならないこと。
そして極力距離を取るべきであると

たとえ大学教員だろうが政府の委員を務めようが、
暴言を公然と立て続けに吐ける人は所詮、その程度の腐れ外道である。
自分の貴重な時間と労力を使うに値しない。

どんなに美しい福祉実践を語ろうが、それはただのプロパガンダ。

暴言を公然と吐き続ける人の支援なんぞ、福祉ビジネス。貧困ビジネスに過ぎない

と判断し、これからは一切信用せず、警戒したい。

Twitterはバカッター。Twitterで湧き上がる馬鹿は勉強しない。調べない。
ネットで「対話」は成立しない。「対立」するだけ。
さらっとやり、相手の主張は軽く聞くだけにする。離れていくなら離れる。
粘着するならヒートアップする前に、さっさとブロックする。
アカウントは大事。情報源としてのTwitterには価値がある。
議論は深まらず暴言の言い合いになるから、暴言が過ぎてアカウント停止される前に、さっさと離れるに限る。
クズの相手に要する時間と労力とリスク。もったいない。
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あすなろ福祉会関連、過去報道された事件

2022-12-22 21:23:54 | 日記
知的障碍者に対する不妊手術条件提示事案について、多少調べてみるだけで、いろいろわかってきた。
どうやら近年、立て続けに報道された、
(元は「江差福祉会」。不祥事報道後「あすなろ福祉会」に改称〉

職員による利用者への暴行事件と裁判、行政処分

元利用者が職員との子供を宿し、その子供をトイレで殺害した事件

その他、パワハラのうわさも目にした。
ここでは取り上げないが、Twitterにはいろいろ関係者がこの法人のことを書いている。

私の基本的スタンス、すなわち知的障碍者施設では恋愛禁止がスタンダードなので、それ以上の支援をする施設を称揚する姿勢に変化はないが、
なぜ交換条件が「不妊手術」だったか。なんとなく感じるようになった。
やり手の法人かもしれないが、やばい面もあるのだと感じる。

元職員の一部からは「パワハラ」の書き込みをされている。
そんな雰囲気の中、暴行事件が発覚し行政処分まで受けている。
私はその暴行事件がすべてではないかもしれないと思っている。
一回の暴力で新規受け入れ停止3か月に処せられるのは、重すぎると感じる。
また、法人組織の行為ではなく、元職員と元利用者の非行、とはいえ、殺人事件が起きてしまう「土壌」を、一連の報道を見ていて感じ取ってしまうのは、私の神経過敏のよるもの。なのだろうか?

利用者夫婦には利用継続には不妊手術を条件とし、
一方で職員は自分の性欲を満たすために、障害により後先のことがわからない利用者と淫行に及ぶ。
私の経験したキリスト教系名門知的障害施設では、利用者には修道士のような「聖潔」な生活をさせていたが、職員の性風紀は乱れていて、夜勤中に職員同士が性的行為にふけっていた。という噂さえ聞いたことを思い出した。
こういう職員行動の乱れは、職場の雰囲気や風紀を反映したものだと、私は考えている。
心ある職員は悩んでいるようだ。

少なくとも、あすなろ福祉会では、あの交換条件が必要だったのでしょう。
当事者間の妥結は、尊重したい。
しかしその事業は税金を使う公共事業。行政が求める基準はクリアする必要がある。
もともと行政処分まで行ったような前科のある法人。
利用側からの声ではなく、行政からマークされていたのだと思う。
行政のアクションを注視したい。

それから元職員さんたちへ。
どうかせめて、見聞きしたことを、道庁に文章で報告していただきたい。
資料の蓄積が、真実解明の手掛かりになると、私は思います。
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あすなろ福祉会による不妊手術条件提示の件について

2022-12-20 21:26:32 | 日記

私はかつて、知的障害福祉にそれこそ職員として命を懸けてきた。
知的障碍者と家族同然に過ごした数年間もあった。
だから語らずにはいられない。

この国では障碍者の性や家族形成の問題に支援者が真摯に向き合うと、ものすごいハレーションをこうむることになる。

七尾養護学校での性教育もやり玉に挙げられ、糾弾された。
そして結婚支援の条件として不妊手術を提示したあすなろ福祉会も、左翼論壇から「驚かれ」、一部から非難されている。

私のかつての勤務先の大半は、知的障碍者利用者たちの恋愛は禁止だった。
四半世紀前にも知的障碍者のカップリング、結婚、そして子育てを実践される法人はあった。専門誌で読んで知ってはいたが、そういう当事者と私は出会ったことがないと思っていたが、思い出すと、通所利用者の数名には、配偶者がいたことを思い出した。
私の担当ではなかったので記憶が薄いが、彼らは周りの家族や関係者と持ちつ持たれつ関係で生きておられ、子供も育っていたことを思い出した。

とはいえ、知的障害系は特に、障害福祉では「恋愛禁止ルール」がごく当たり前。
そんな業界の雰囲気で、あすなろ福祉会の経営方針として、結婚支援をするということが打ち出された。
福祉会組織内や家族からの抵抗への補償として、「結婚して利用継続なら不妊手術を条件とする」ということになったのだと、私は勝手に想像している。
とはいえ、外科手術を利用継続の条件にするのは、エキセントリックな印象もある。が、そこまでしないと内部の了解が得られないのだと、私は思う。

そんな施設は嫌だ。ということであれば、施設から出ることになる。
別に、福祉団体は全国あまたある。
中には前述の通り、稀なことだが、子育て支援まで持ち出しでやっている施設もある。

同じ北海道の某福祉施設では、恋愛も結婚も禁止せず、当然にカップルからは子供が生まれ、子供たちはグループホームの利用者仲間や幹部職員・職員家族、主治医・主治医家族たちから公私にわたり支えられつつ、成長していく姿を映像で見たことがある。近年次々に成人しているという報告があったことを思い出した。
支援側の覚悟と、公私混同と彼らが表現している公私にわたる幾重もの柔軟な支援組織体系があれば、入退院を繰り返すような重度障碍者でも結婚と子育て、家族経営は可能と、彼らは証明して見せた。
(彼らとは、浦川べてるの家のことである)

しかしそれを、あすなろ福祉会を含め全国の福祉団体に強制できるのか?
あすなろ福祉会の現実には、不妊手術を条件とする理由があるのだと、私は思う。
多少、エキセントリックなところもあるが、あすなろ福祉会さんの福祉実践は偉大だと、現時点でも私は思う。なにせ「恋愛禁止」が、この国の福祉ではスタンダード。なのだから。

左翼論壇は今回もまた、「驚いた」で終わりだと思う。
実行されたら北朝鮮のようになるのなら、口だけで終わってほしい。

あすなろ福祉会の提示条件については、道庁や国からの指導があると思う。
あすなろ福祉会の福祉は国制度として行っているのであれば、国のルールにしたがって当然。ましてや公益性と引き換えに特別な優遇措置を与えられている社会福祉法人なのだから、公に従うのは当然のこと。
行政指導に注目したい。

それ以上に、おそらくかなわないとは思うが、
恋愛禁止にすることがごく普通であるなど、閉鎖空間で社会性に乏しくなりがちな施設福祉の課題や、
障碍者の結婚や子育てに関する可能性や困難について、注目が集まってほしいと、少しは期待している。
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あすなろ福祉会の尊い志

2022-12-19 20:59:53 | 愛知県 精神・発達障害者雇用促進事業

北海道にある、あすなろ福祉会が結婚を希望するグループホーム利用者に対して行っている活動が、メディアで批判的に取り上げられている。

報道によると、施設側は結婚を希望する利用者本人・家族の了解を得たうえで不妊手術を働きかけてきた。とのこと。
知的障害福祉の現実として、生まれた子供の支援は想定されていない。
乳幼児への支援はできないので不妊手術せずに出産した場合、退所となる現実を示したうえで、本人の意思で不妊手術が行われたものである。
だれも決して、本人の意思に反する不妊手術など、させていないのである。また現実として、施設の方針には従えないので法人から離れた当事者もいるとのこと。
本人の意思に反して何かを強制していないし、施設側としても法人の意に沿わない支援をする必要もないわけである。

私は十数年もの間、知的障害施設で職員として生活や作業の支援をしてきた。

私のかつての勤務先ではいずれも、知的障碍者の恋愛は大変な問題行動、不良行為。

としてのみとらえられ、発覚次第、破談させる支援ばかり見てきた。

私は、人間にとって恋愛や生殖は基本的ことだと思うから、勤務先の方針に強い違和感を抱いたので、転職することになった。
私は数百人の知的障碍者と接してきたが、ただの一人も、結婚している当事者と出会ったことがない。
もちろん本や研修会などで、ごく一部の志ある法人が、知的障碍者の恋愛や結婚、子育ての支援をしていることを学んではいるが、現実として知的障碍者夫婦と出会ったことがない。

現実として、日本の福祉では、障碍者同士が結婚することは、想定されていない。
よって特別な支援制度はなく、志ある法人が費用も労力も持ち出しで行っていることである。

あすなろ福祉会さんは、多くの福祉法人が知的障碍者の恋愛を禁止する中で、知的障碍者の結婚を受け入れ、支援の対象としているのである。
子育てをする資源が現実的にないのであれば、法人の支援から離れ独自に支援網を構築できないのであれば、不妊手術を施したうえでの結婚は、現実的選択だと私は考える。

現実の知的障害福祉は、子育て、結婚はおろか、恋愛さえ禁止している。

そんな中、あすなろ福祉会さんの仕事は、大変立派な志だと、私は思う。

(以下、関連する記事)
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#教師のバトン からわかる、教師のサラリーマン化

2022-10-31 08:16:06 | 日記

#教師のバトン

というハッシュタグが文科省ツイッターアカウントから発出され、次世代教師の発掘が図られているが、

現実には匿名現場教師たちから
「過酷な教師職場の現実」が「赤裸々」に、書かれている。

なるほど、教師を労働者。として考えるのであれば、
教師は労基法適用外(厳密には、私立学校教師を除く)
教師は休みなし。
学校はブラック企業だ。ということらしい。

とはいえ、教師は「聖職」というのが、私たちの思い。
教師は24時間、365日稼働するのが、私が生きてきた世界観での常識。
学校教師は「超人」「スーパーマン」「全人格者」あるが故、尊敬される。

サラリーマン教師、がメインなんだよな。今は。
だから世間の教師への尊敬は、すでになくなっている。
建前で「先生」と持ち上げているにすぎない。
その社会的体裁さえ表現しない人さえ、最近は散見する。
そりゃそうだよな。サラリーマン・OLに特別な尊敬はしないよな。

さりとて、サラリーマン教師が「超人」「全人格者」でないからと言って、パージされていいとはいかないようだ。
日本は円安進み、外国から優秀人材を獲得する、という手口が困難になってきている。
しかも少子化。
今いる人材で回すしかない。

であれば、日本もアメリカ同様、
教師は学校の中だけ、教科教育だけ、行う。
教師も労働時間は8時間とし、行政は学校事務員や清掃員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、スクールポリス、などを別途雇用し、機能を特化する。
ということに、なっていくのだろうな。

教師は教科教育に特化し、特別なことはその道の専門家に任せる。
これ、いいかも。と思う。
特に、「スクールポリス」は、大事だと思う。
非行やいじめや体罰などへの対応は、教師ではなく警察官が徹底的にやることが一番いい。
悪行をすれば学校内のことでも容赦なく法の裁きが下る。
そんな社会の実現を望む。
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