残念なことが私の人生に降りかかりました。現在、私は仕事を休んでいます。
自分の動き出しの悪さや気分の減退や夜間の頻尿について、うつ病〈二次障害〉ではなくloh症候群〈男性更年期障害〉なのではないかとかんがえ、医療的手続きを踏んでテストステロン補充療法を実施したところ、思ったことを行動できるようになり、夜のトイレも減りました。副作用の「ナイトライフの減少」もありましたが、自分に子作りの予定はなかったので、治療は順調でした。
また、先月下旬から藤川徳美先生推奨の「高たんぱく食」を始め、こちらはもともと「プチ糖質制限」を実践しプロテインを飲む習慣があったものを3倍量にしただけなので導入はスムーズで、すぐに「気持ちがいい」「動きがよくなった」などの効果を実感できました。さらに、メガビタミンも始めたところでした。
体が楽になったところで、自分の「特性」があらわになってきました。すぐに動けるということは「衝動性」にもつながることで、自分なりに注意もしていました。
私は「すぐやる」と「衝動性」の区別がなかなかつきません。人に貢献したい。わかっている方法でいいことを提案したい。〈強制はしていません。提案されてやってみるやってみないは相手の自由。〉
それにケチがついたのか、苦情が来たのか、よくわかりませんが、だれに聞いても意味不明な指示が最高指導者から下され、自分はそれで精神的大混乱に陥り、現在重い精神薬を飲まされて静かにしている状況です。
先週末は、自分がまさかダウンして精神薬を飲む羽目になるとは思ってもいないほど元気でした。
しかし今考えると、最新のやり方をどんどん試して元気になっていく自分がいて、それを進めてしまう自分がいて。
一方で勤務先の発達障害の考え方は半世紀前のままで固定されていて。もともといろいろ考え方の違いによる摩擦があって。それでも後ろに引いて自分の雇用のことを第一に考えながらくすぶっている自分が、すでにいて。
目の前で苦しんでいる利用者にちょっとでも楽になったもらいたいと、ただの室温調整や体温調整を図ろうということにも、やはり施設側方針は身体条件にはそれほど関心なく行動分析〈それも山本淳一先生に一年間直接学んだことのある自分にとってはあまりにも中途半端な半端なレベルの〉一本やりで。それでは神田橋先生や杉山先生が論文で言っているような現象〈杉山、2010〉が起きるだけだろうと、頭の中でかなりもやもやしていたなあと。
そこにこの、何を求めているのか、何をせよと言っておられるのかわからない指導が飛び出し、それに主治医が〈職場が復職時に約束した〉約束が違うと怒り、現在の中枢神経抑制剤の大量投与でかろうじて精神的均衡を保っている自分がいます。
一寸先は闇。これからどうなることやら。
※参考文献
杉山登志郎 2010 タイムスリップ現象再考 精神科治療学 25(12):1639-1645