「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

浦河べてるの家、という「職場」

2023-10-16 16:24:23 | 当事者研究

この度、十年来思い続けてきた、「べてるまつり」に参加することができた。

滞在中、浦河で感じたことは多々あった。
この記事では、浦河べてるの家、という社会福祉法人が、
どのような人のやりくりをしているか、という私の観察にフォーカスしたい。

イベントでは、いろいろな人が司会を務めた。
司会のプロではなく、
司会のような人をさばくことに長けた職員でもなく、

しどろもどろの利用者や、体力配分の分からない支援者?当事者?が、
代わる代わる、司会をしていた。

話によると、
発達障害系?でめちゃくちゃだった支援者当事者?以外は、
その場で司会を指名された人たち
だったような。

当然、出てくる成果物は、行き当たりばったり
(浦河弁では「行き当たりばっちり」らしい)
の、しどろもどろだったり、
目線と体制があちら方向を向いていたり、
疲れで座ることもできず寝ながら司会を務める
(これ、本当に障害特性かもしれないし、仕込みかもしれない。どちらかは不明)
とか、

普通ありえん光景。

人の振り方はめちゃくちゃだけれども、
めちゃくちゃな振りによるアドリブ的な成果物を楽しむ。
こういうことが、浦河べてる関係では、よくある。

よくあるパターンは、仕事を振られ、成果が命じた人の思いと異なるとパワハラが・・・
ということはよく聞く。
これまで大勢の人たちが、これで命を失っている。

おそらく浦河べてるの家のような環境なら、
生きづらい人でも、
いろいろなことにチャレンジさせられ、
周りから褒められて楽しい思いを共有できて、
自信をつけるのだと思う。

まあ、そういう環境はこの世には滅多にないけれどもね。
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