「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

発達障害が治る。治らない。論争を傍観して思ったこと。

2019-04-04 22:31:03 | 当事者研究

現状を、少しでも何とかする。

病気の症状があるなら、それを少しでも楽にして生活の邪魔をしないようにする。

生活に苦労があるなら、自分で工夫したり制度を利用したり、さらに必要なら福祉支援も受け入れて、生活が少しでもましになるようにする。

そして、自分の人生で苦労できるように。自己実現できるようにする。

 

発達障害が治るとか、治らないとか。
他人の言うそんなことよりも、自分の人生がどうなるか。現実として自分の人生にとって価値を持つものになる方向にすることが、私は大事であると考えます。

 

発達障害は治らない。と言い切る方に、私は何も言いません。あえて口を割るならば

「発達障害は治らない。と思われるのですね」と申し上げます。

現実に、自分で動かないと何事も運びません。無駄な動きが少しも嫌で、100%確実に治る方法がないから何もしない。ということも、その方の選択であるのなら、私は支援者という立場があるので尊重しなければなりません。

 

発達障害は治る。という方に。リアルな関係でそういう方とは一度も出会っていませんが、もし出会って治るかどうかと問われたならば、

「なおったらいいですね」

と答えようと思います。

イチローさんも言っていましたが、小さな前進の積み重ねだと思います。
このブログはいろいろな試みをする方への一助となればと思っています。

 

私は「回復」とか「発達」「発展」「リカバリー」という言葉を使いたいと思います。

国家資格を持ち福祉ケアに携わる身であるものとしては、やはり医学会が何をもって治癒したか定義できない事象を断定的に言うことには、大きなためらいがあります。

でも、治らない。と言い切ることについても、医学会で定義が変遷している以上、完全にわからないことを断定することには、ためらいがあります。

 

私には、医学会で益々もって混とんとしている発達障害の定義とか、治るか治らないかよりも。そういうことよりも、大事なことがあります。

 

自分はこれからもしっかり自分の持てる力を出して生きていきたいです。

これからも生活を安定させ、発展させ、楽しく生きていくことを考えていきます。

そのためにこれからも努力し続けるし、リスクを取っていろいろやっていきます。学び続けます。