他人の実態がどうであるとか、他人の評価がどうであるか、なんてどうでもいい。
大事なのは、自分がどう生きたいか。そしてどう生きるか。
ありがたいことに、再び福祉の世界で支援の仕事をしている。今度は初めから傷病障害を全面開示し、支援機関を就労開始時点から間に入れている。そうすることで、何か火種ができても大火事にさせずに済むかもしれない。すくなくとも、延命にはつながるはずだ。
当初予想していた、大企業で障害者雇用されて働くことはかなわなかったが、仕事をして、自分がやるべきこと、自分の任務、自分の居場所があることをありがたく思う。病気のある部分は、失業がもたらしていたと感じる。これはE・フロムが百年前から神経症の原因は失業、と言っていたことだと思う。
とはいえ、どうせすぐに失業するだろう。と思っている人もいるだろうし、どうせ失敗すると確信する人もいるだろう。とはいえそういう人たちは私に、何もしない。できない。
その言葉はおそらく、ご自身の心を反映しているにすぎないのだろう。
だからこういう人に対して私は主体的に心を閉ざす。適当にその場をやり過ごしつつ「あんたとは関係ない」と心で言い、心の防火扉を厳重に閉める。
私は私の道を行く。私の生きたいように生きる。私は仕事がしたいから仕事をする。福祉系企業に採用されたから、それを必死でこなす。ただそれだけ。