「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

私が当事者活動と距離を置くわけ。~温かい交流は、志の同じ人同士で起こるもの~

2020-02-17 22:15:37 | 当事者研究

週末は久しぶりに田舎武士道〈希死念慮〉がやってきました。心に深く思われたこと〈先日の強制入院の記事など〉に心を痛めているうちに本当にうつ状態が醜くなり、深夜に徘徊するなど多少危険な状況でした。もちろん緊急受診し服薬の指導なども受け対応しました。

偶然当事者研究会があり、そこでもともと田舎武士道について話す段取りになっていたので、現在進行形の田舎武士の話をすると、田舎武士のイメージはすこしずつ遠ざかっていきました。

気持ちが落ち着いたところで、こころに止まっていた取手市と八王子のひどい話を世に問い、ついでに盛岡市の事例も思い出されたのでそれも書きました。いろいろな反響をいただきました。ありがとうございます。
また、私が福祉士会研修会の事例検討研修で耳にした、びっくりする見解「パニック障害とか双極性障害とかいう診断のある人、精神科通院のある人は、廃人とみなして処遇すべき」という国家資格福祉専門職による発言のことも、一週間たって心の弱った時点で心に深く刺さりました。気持ちの表現はできるけれど乱れている状況でSNS投稿も致しました。これもいろいろ反響を受けました。ありがとうございました。

それら記事は、私自身が当時うつ状態もあり視野狭窄状態だった部分もあると思います。

しかしブログに関しては、週刊金曜日、方や東洋経済。そしてどちらも精神医療患者擁護に携わる弁護団が書いた文章を、あるい学術本を出している編集者の文章を、そのままリンクに貼ったのです。また「精神科通院者は廃人」という発言も、公式の福祉士会研修会事例検討講義内で、専門職によって繰り返し述べられたことをそのままの言葉で取り上げたことです。

あれを丁寧に読んでくださり、丁寧なコメントと励ましを与えてくださったのは、私と面識のある方や志のある方々でした。

当事者や当事者で医療福祉資格をもつ人たちからも、いくつか反響をいただきました。おそらくリンク先の文章を読まないで書いたのでしょうか、冷たく突き放す意見の数々をいただきました。あるいは悲嘆し極端な結論を出そうとする私の浅はかな決定を歓迎する書き込みもいただきました。

わたしはそれらを素直に受け止めたいと思います。最近精神障害者当事者たち同士の「温かい交流」という文章〈アメリカ人精神障害当事者の書いた本の翻訳〉を見るたびに、私が当事者会で受ける印象とは相当違うなと思っていました。
それが今回のことでますます裏付けられ、確信を持つこととなりました。当事者同士の温かい交流なんて、ないよと。

私がなじんでいる当事者同士の交流は、その方の人生経験に基づいてはいるが根拠に乏しい一方的な決めつけ、しっかり他者の背景を読まないで断定する、冷たくあるいは怒り散らして一方的に言い放つ、温かみを感じない。あるいは知識の深みを感じない。交流の数々。です。

きっと当事者会を主催する人の人生経験に多く由来すると思うのです。彼らもまた、自分のことを深く理解されないで一方的に表面的な決めつけられ、足蹴にされ、冷たくされ、怒鳴り散らされて生きてきたのだろうと。

 

私が先日あった人生の危機で、救われたやりとりをしてくださったのは、私のことを愛をもって思ってくれている人たちでした。彼らは精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士でした。私を深く傷つけたのも、救つたのも、福祉士たちでした。

田舎武士と名付けた希死念慮の勝手なふるまいを止め、仕事をさせないで私から去らせたのは、同じか同じような医学的レッテルを張られた当事者どうしの交流ではなく、私と人間同士の交流をしてきた人たちでした。

 

私は記事を書きながら、自分も組織の命令で残酷だと思われるグレーなこと〈三原則に基づかいな身体拘束など〉を利用者にしてきたことを思い出され、つらい気持ちになりました。

たださすがに私には社長から違法行為命令〈殴打実施命令など〉を受けてもは手を出すことができず、公然と抗命してきたことが、現在の失業につながっています。そういう経験をしてきたので、病的状態になるほどの失意を感じています。

そして私にもまた、何かの分野について無知な部分があり、配慮が至らない部分があるだろう。とも思いました。

 

次はどんな営みをするのか、私にはわかりません。でも最低限「人間」として生きていきたいと、心から願っています。

私の状況をおもんばかり温かいことばを下さることで、私の魂を救ってくださった方々に、心から感謝します。

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取手市と八王子市の強制入院事件から学ぶ。日本の福祉職はPoor Slave Workerなのだ。

2020-02-16 18:41:19 | 当事者研究

先日、週刊金曜日誌上で、茨城県取手市において不法な強制入院が行われたという報道があった。
週刊金曜日 2月7日号
https://www.amazon.co.jp/週刊金曜日-2020年2-7号-雑誌/dp/B083XVYY6Q/ref=sr_1_6?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%80%B1%E5%88%8A%E9%87%91%E6%9B%9C%E6%97%A5+2020&qid=1581844220&sr=8-6

この報道については、弁護団による人権救済要望書がネット公開されている。
https://acppd.org/a/1570

事件の詳細は記事に譲るが、要するに、母子支援施設を利用していた利用者に対して、取手市が拉致し、公文書偽造までして懇意の精神科病院に強制入院させたのである。
取手市福祉当局としては以前から因縁があった当事者に対し、公権力をもって不法に暴虐をなしたのである。母子保護施設なら県から措置を受けて入所しているはずなのに、施設側か阻止に動く間もなく連れ去るという手際の良さである。
週刊金曜日の感想通り、行政職員の癇に障った人間が精神科に強制入院させられるというソルジェニーツィンの小説「収容所列島」の世界そのものである。

さらに、東洋経済誌上で報道された八王子市の事例も見つけた。これまたとんでもない法によらない長期拘束である。
弁護団人権救済申立書
https://acppd.org/a/1997
東洋経済記事
https://toyokeizai.net/articles/-/326880

八王子の方の場合、東洋経済誌上では「一時的保護」の部分は仕方がなかったかもしれないと思ったが、「パーソナリティー障害」などという年金はおろか手帳にもならない「障害」で4年間もの長期拘束はあり得ない。ましてや弁護団申立書によれば、被害者は子供を保護先の児相で死亡させられたこともある。被害者の不摂生の部分と障害の影響もあるが、それにしてもものすごい心配と不安があるのは当然であり、いくら対応の難しいパーソナリティー障害の人相手とは言え、対応が余りにも不適切で、さらに不法に事実上逮捕し、治療はないが懲罰として長期入院させる。外部との通信手段も奪おうとする、という恐るべき事態に震撼する。

取手市と八王子市のケース。いずれも「迷惑貧困市民」に対する収容所列島的な行政当局の対応である。これは当然、氷山の一角。そうなんだ、日本にも政治犯がいるんだと思った。

実際、発達障害関連本を出してる花風社ブログで、岩手県方面福祉団体による強制入院のたくらみと、療育関係者による阻止の様子があげられたことがある。
https://blog.goo.ne.jp/tabby222/e/d33e3625eac6d48def694aff5c9f04ee

毒親と支援者または行政がそれぞれの思惑で、精神科病棟閉鎖区画に収容する必要のないはずである当事者の意思に反して、強制隔離することが現に日本津々浦々で行われていて、その拉致監禁にソーシャルワーカー職が深く参与実行している現実があるのだ。
何というおぞましさ。
特にPSW〈精神保健福祉士・国家資格〉の略称はPoor Slave Workerなのだと私は思う。
日本のソーシャルワーカーは権利擁護だの意思決定支援だのと言うが、それは福祉士会研修や福祉大学公開講座で言わせてみれば「表向きのきれいごと。修辞に過ぎない」のである。

ソーシャルワーカー真実の任務は「所属組織の経済的利益のため貧乏人から金を巻き上げる仕事」「社会防衛のためとして、社会のお荷物を言いくるめて隔離収容管理すること」に他ならないのだ。
残念だが、これが日本の真実である。

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神田橋治療などの治療効果

2020-02-05 19:27:29 | 神田橋治療の活用


 ここのところ、気分の波はあっても頓服〈いわゆる精神薬〉がいらいらなくなりました。

完全復活間近。ということだと思います。

去年から実践している取り組み

・神田橋先生の方法〈気功、サプリ、漢方、健康法の取り入れ方と考え方など〉

・藤川理論による分子栄養学的方法

・ホルモン補充療法

・何らかの身体運動

いろいろやってるからちゃんぽんになっているように思う人もいると思いますが、私の体験知〈直後の様子と直前との比較、しばらくやってからの感想、いったん止めてみてからの動向、など〉からは、

・運動はいい。大事。


 

・神田橋先生のお考えは、とても健康にとって参考になる。確実なものが多い。〈あの、私もやってる焼酎風呂だけで「発達障害が完治する」はないですよ。気持ちがいいだけです。〉


・藤川理論は、パラダイムシフトを起こす方法論。ただ藤川先生の信者になってもしょうがないと思います。自分で試してみて、いいとこだけ取り入れる。


・ホルモン〈テストステロン〉補充療法は、なんとなく効いてる感じ。これは卒業見込み。血液検査による制限有。私は保険のきくところで受けてます。保険外でやる病院のほうが多いですが保険外でやるような治療ではないような気がします。効果が微妙。とも言えます。

 

みなさん、神田橋先生はどんどん本を出されています。私は神田橋先生に診てもらう前に、しっかり文研研究されることを強くお勧めします。うまくいけば、本を読むだけでよくなりますよ。

藤川先生のアドオンセット。鼻水止まるし抗酸化作用も強い。新型コロナウイルスへの栄養学的対応がオーソレキューラ学会で発表され、それを私が読む限りでは、おおむね藤川先生のATPセットとアドオンセットそのものでした。


私のiHerb紹介コードは BZW9977 です。この紹介コードをコピーしてiHerb社サイトでサプリを注文すると、割引が適用されます。

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