「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

自閉症は完全責任能力がある。

2018-03-22 21:06:40 | 日記

 本日、川崎の老人ホーム「3人転落死」事件について、横浜地裁から自閉症と診断された被告人に死刑判決が下った。

 要介護3(車いす)の人たちが120センチの柵を登れるとは全く考える必要もないことであり、誰かが落としたとしか言いようがない。最初は真面目に真実を語っていたのが、へんな知恵をつける弁護士がついてから完全否定しだした。そして、仮に被告人が犯人だとしても、「重篤な精神障害で、心神耗弱iなので無罪」とかいう主張。

 もう、なんでもいいからやっているようにしか見えない。

 はっきり言う。川崎老人ホーム事件とか、元名大生によるエホバの証人信者殺人事件とか、自閉症者の犯した裁判で弁護側は心神耗弱で無罪を主張するが、現実の判決は一ミリも動かない。

 「事件の動機に障害の影響は認められるが、犯行を思いとどまることが著しく困難だったとは言えない。」

まさに、発達障害を適切に理解したうえでの判断であり、誠に妥当な判決であると思っている。

 介護職とか、あるいは旧帝大のエリートとか。断じて入所施設や生活介護を利用しているような強度行動障害の自閉症者とはレベルが違う。そこを一緒くたにする弁護士はまさに発達障害支援ギョーカイそのものである。被告人たちはしっかり教育を受け教養と経験を積んでいるのだから、衝動性を理性で抑制できて当然である。一線を超えてしまったのだから、重い罰が下ることは誠に妥当なことである。

 明日は元名大生の控訴審判決が名古屋高裁で下る。当然、一審の無期懲役判決が維持されると確信している。

 ただ一つ残念なのは、これは先日の矯正系の講演会でも話されたのだが、日本の矯正司法は懲罰一辺倒で、ひたすら権威的で治療するということができない。元介護職被告人は知的な遅れはないのだから、せめて自分のやったことに責任を感じて死んでいただきたいものだ。また元名大生は、なかなかかなわないと思うけれど、人生の師となるようないい先生と出会って、心から悔いたことが認められて娑婆に戻っていただきたい(懲罰一辺倒の現状では一生刑務所にいる確率が高いが)と、勝手な思いを描いている。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 発達障害は仕事ができる。四... | トップ | 自由意志 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事