12月12日の前川本城跡「新遺構」現地見学会
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本丸、二の丸を見たことがない人がいたので見学会が有志で行なわれた。
大手筋から本丸を目指して登る。
案内人は、吉井宏さん(東北福祉大学名誉教授)の教え子(岩沼市職員)、今回の新遺構
の発掘にも関わったという。
管理人が二の丸土塁にある三角点を見たいと話したところ、岩沼市玉浦で歴史講演会を
した方ですか?との問合せ。その講演会で地図の話で三角点・水準点の話をし、宮城県南
の三角点ハンターとの話をしたことを覚えていました。
依頼されればどこでもお話する管理人。対象者が歴史のプロがいて、冷や汗ものです。
数年前、大河原教育事務所管内の文化財担当者研修会が川崎町であり、前川本城跡を見学
していました。4等三角点「本城山」の標柱が傾斜していました。
今年川崎町の三角点を制覇したので、国土地理院の三角点のHPを見たところ「本城山」が
正常となっていました。今年3月改埋していました。
今回の前川本城跡の調査したところ新発見したものがあり、日本地図に落とす作業で三角点
から座標をとるため、川崎町から国土地理院に三角点の改埋をお願いしたという。
大手筋から本丸へ向かう。
正面に大規模な石積みが見える
石積みから見たところ、土塁、枡形が配置されている
本丸に向かうところ
本丸
本城跡説明略図
二の丸、奥に土塁が見える。土塁上に三角点がある
土塁上、奥に三角点「本城山」
二の丸外側の空堀
二の丸外側の空堀が二重になっている
二の丸土塁から下を見たところ、搦手口となっている
中ノ内城(前川本城・錦ヶ館)の案内看板
この山城は、日本一の規模との評判を聞きつけた落語家・春風亭昇太師匠が
山形での仕事の帰り「前川本城跡」を見学していかれたという。