2月の今頃は、毎年慌ただしい。目立った行事もなく、何とはなしに過ぎてゆくことが多い。たまに雪など降ったりして。
ところが、梅や桜の木を見ると、つぼみがふくらんでいる。特に梅はもう咲く寸前である。時間が経過してゆくと、素っ気ない庭木にも花が咲く準備が整う。
いろいろわだかまることが多いのであるが、庭木を見ていると、時間が経過すればどんどん状況が変わることの自然の摂理が肌でわかる。
あせってはいけないし、あせってもどうにもならない。自分のリズムは大事だが、もっと大きなものがあって、そこに合わせてゆくことのほうがだいじである。春は近い。