牡丹図鐔
牡丹図鐔
植物の一部、花弁などを透かしで表現した作品は多々ある。これもその例で葉の一部を透かし、花は金の平象嵌による線描写と毛彫を組み合わせている。ぱっと見た印象では、下地が赤銅であるため、透かされた葉が強く視覚に映り、蝶が舞っているかのように感じられる。それは意図してのものかは不明だが、牡丹と蝶の組み合わせは画題として多いことから、筆者の感覚のものだけではないかもしれない。
牡丹図鐔
植物の一部、花弁などを透かしで表現した作品は多々ある。これもその例で葉の一部を透かし、花は金の平象嵌による線描写と毛彫を組み合わせている。ぱっと見た印象では、下地が赤銅であるため、透かされた葉が強く視覚に映り、蝶が舞っているかのように感じられる。それは意図してのものかは不明だが、牡丹と蝶の組み合わせは画題として多いことから、筆者の感覚のものだけではないかもしれない。