梅樹図鐔 甚吾
梅樹図鐔 甚吾
透かしと文様や図柄を組み合わせることによって表現された作品を紹介している。梅樹を鐔全体に陽に表現した鐔は良く見かける。この鐔では、茶室の窓から眺めたような、切り取られた透かしの中に梅樹を構成している。先に紹介した亀眼の鐔とは異なり、透かしは前景。背後の梅を際立たせるためのもの。梅樹の一部が透かしの窓によって見えている。この鐔では蔭となっている地の部分に何があるのだろうかといった、想いも広がる。
梅樹図鐔 甚吾
透かしと文様や図柄を組み合わせることによって表現された作品を紹介している。梅樹を鐔全体に陽に表現した鐔は良く見かける。この鐔では、茶室の窓から眺めたような、切り取られた透かしの中に梅樹を構成している。先に紹介した亀眼の鐔とは異なり、透かしは前景。背後の梅を際立たせるためのもの。梅樹の一部が透かしの窓によって見えている。この鐔では蔭となっている地の部分に何があるのだろうかといった、想いも広がる。