酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

祖父・海軍そして大和 奮戦スレド徒死スルナカレ 死ニ方用意 二

2010-11-04 12:14:06 | 大和を語る
立て続けに数多くの爆弾、魚雷が命中したときをさかいに、大和の左への傾斜は目に見えて、大きくなっていった。 「艦橋。だいぶ傾いているが、大丈夫か」 発令所の分隊士の声が、私の目の前の伝声管をとおしてとび上がってきた。 私は、このとき、なんと答えたらよいのか、まよってしまった。 「大丈夫、大丈夫と答えよ」 私のすぐ後方に腰かけて、望遠鏡をにらんでいた村田大尉(村田元輝大尉。大和方位盤射手)が叫んでいる . . . 本文を読む
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