酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

祖父・海軍そして大和 奮戦スレド徒死スルナカレ 死ニ方用意 三

2010-11-08 12:31:38 | 大和を語る
「もうどうにもなりません!」 傾いた艦橋では2F(第二艦隊)参謀達があちこちにしがみついて立っております。能村副長も必死の思いで、ラッタルを駆け上がって第一艦橋までたどり着いたのでした。 伊藤整一司令長官はじっと目を据えて、能村副長を見ているのでした。 艦の速力は六ノット。傾斜は三○度を有に超えております。 石田恒夫少佐は伊藤司令長官を支えるように立っております。 「艦の傾斜復旧なりません。傾斜は . . . 本文を読む
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