「ひーさんの散歩道」での写真を見ておりましたら、国分町もかわったなぁと思いました。六花様のブログでもときたま、昔の仙台の写真を掲載されておりますが、僕の記憶の中の仙台は、その風景で止まっているのかもしれません。
当ブログも100回目を迎えました。
「そろそろ、『お前が酒呑みだって』語ったらいいんでねぇ」と、話しておりますのは、毎度のご登場。丹治道彦氏でございます。
「んだども、自転車の話さぁ夢中になってっしゃ。考えたら、ブログの中で、まだ中学さぁ卒業してねぇっちゃ」
「ブログも100回くれぇなんだべ。『酔漢』というわりには、酒の話ってねぇんでねぇか?」
「んだども、『酔漢のくだまき』って、先輩が最初に使ったのを、半分俺が頂いたようなものでねぇすか」
「いやね。酒の嫌いな奴にはゆずらねぇっちゃ。おめぇがどんだけ『酒の話』知ってっか、俺はよーく知ってっちゃ」
「んで、何から話すっぺね?」
「やっぱし仙台の呑み屋あたりからがいいんでねぇか」
1983年、丸善ビル横。「文化横丁」妖しい居酒屋があちこちのビルにございました。その「ぶんよこ」の、あるビルの二階です。「唯梨庵」という居酒屋がございました。髭のマスターが一人。BGMは古いブルーノートレーベルのJAZZばかりです。
カウンターと少しばかりの椅子。
「こんにちわ」
「酔漢さんいらっしゃい。久しぶりだね」
「試験だのなんだのあってっしゃ。それに、お金もねぇかったしなや」
「ボトルまだ残ってっるよ」
「まだ残ってたのすか?俺無くなったかと思ってったっしゃ。んでいつもの奴ばぁ入れてけさいん」
ここで、酔漢が言っておりますのは「サントリーホワイト」の事でございます。
「その前にさぁ、これを一杯呑んでみない?」
とマスターが、ウィスキーのストレートーを酔漢の前に出しました。
「マスター。こいずは?」
「まぁいいから、呑んだ感想、話してみてよ」
「んで、頂くからっしゃ」
酔漢、香りをかいでみました。たしかに、普通のウイスキーとは違う香りです。口に含むと、軟らかい、そして確かに強い味がします。
「何っしゃ?」
「『地ウィスキー』だよ。九州の焼酎メーカーが造っているんだ」
「地ウイスキー」
初めて聞く言葉でした。
「九州の『本坊酒造』が出しているんだけどね」
「これ旨いっちゃ。ボトルあんのすか?」
「酔漢さん。入れる?」
「入れてけさいん」
それ以来、酔漢は「唯梨庵」に行くたび、「マルス」を呑むのでした。もっともこの「マルス」は、ブレンディッドウイスキーです。本坊酒造さんで醸造されている、モルトとグレーンをブレンディドされたウイスキーでした。どこか危ない香りのするあたりも国産地ウイスキーの魅力です。
サントリーローヤルっぽい角々した真っ黒なボトルのマルスです。初めて自分の味を見つけたような気がいたしました。
ここで、国産地ウィスキーを少しだけご紹介いたします。
もちろんシングルモルトを中心にお話いたします。
東亜酒造さんが扱っております「ゴールデンホース」(名前からしてなかなかでしょ)特に、「ゴールデンホース武蔵」は輸入したスコッチをブレンドしたものですが、見事な味を出しております。自社で蒸留した「ゴールデンホース秩父シングルモルト」はうーーん。サントリーさんとは違った意味で面白い味と香りです。
先にご紹介いたしました「マルス」ですが、本坊酒造さんの信州工場から「マルスモルテージ駒ケ岳シングルモルト10年」を出しております。このシングルモルトはやはり酔漢の好きな味です。すこしフルーティーな香りはいたしますが「ジャパンウイスキー」の良さをかなり受け継いだ味(カナディアンウィスキーが対極かと思うのですが)です。酔漢の知っている地ウイスキーはあまりないのですが、見つけたら試してみることにいたしております。
再び「唯梨庵」にて。
「酔漢さんも、ここ来るようになってから長いよね」
「おきて破りの18の時からですからね」
「最初は、誰と来たっけ?」
「ガールフレンドですよ。彼女のお姉さんのボトルを頂戴いたしました。。」
「思い出しました。面白い人ばっかりだったよね」マスター笑っております。
この「唯梨庵」につきまして、ご存知の方がおられましたら、是非コメントを頂きたいと存じます。文化横丁から一度国分町に移っております。国分町のときは山小屋風のいでたちでした。
仙台はウイスキー文化ですよね。流石に宮城県はウイスキー消費量が全国一位だけのことはございます。酔漢、この仙台のおかげをもちまして、ウイスキー好きになりました(勿論日本酒もです)
しばらく、ウイスキーのお話を続けます。
酔漢故ご容赦を
100回目です。酒の話が始まりました。
ですが。
今年も4月7日には何も語れなかった。酔漢でもございました。
当ブログも100回目を迎えました。
「そろそろ、『お前が酒呑みだって』語ったらいいんでねぇ」と、話しておりますのは、毎度のご登場。丹治道彦氏でございます。
「んだども、自転車の話さぁ夢中になってっしゃ。考えたら、ブログの中で、まだ中学さぁ卒業してねぇっちゃ」
「ブログも100回くれぇなんだべ。『酔漢』というわりには、酒の話ってねぇんでねぇか?」
「んだども、『酔漢のくだまき』って、先輩が最初に使ったのを、半分俺が頂いたようなものでねぇすか」
「いやね。酒の嫌いな奴にはゆずらねぇっちゃ。おめぇがどんだけ『酒の話』知ってっか、俺はよーく知ってっちゃ」
「んで、何から話すっぺね?」
「やっぱし仙台の呑み屋あたりからがいいんでねぇか」
1983年、丸善ビル横。「文化横丁」妖しい居酒屋があちこちのビルにございました。その「ぶんよこ」の、あるビルの二階です。「唯梨庵」という居酒屋がございました。髭のマスターが一人。BGMは古いブルーノートレーベルのJAZZばかりです。
カウンターと少しばかりの椅子。
「こんにちわ」
「酔漢さんいらっしゃい。久しぶりだね」
「試験だのなんだのあってっしゃ。それに、お金もねぇかったしなや」
「ボトルまだ残ってっるよ」
「まだ残ってたのすか?俺無くなったかと思ってったっしゃ。んでいつもの奴ばぁ入れてけさいん」
ここで、酔漢が言っておりますのは「サントリーホワイト」の事でございます。
「その前にさぁ、これを一杯呑んでみない?」
とマスターが、ウィスキーのストレートーを酔漢の前に出しました。
「マスター。こいずは?」
「まぁいいから、呑んだ感想、話してみてよ」
「んで、頂くからっしゃ」
酔漢、香りをかいでみました。たしかに、普通のウイスキーとは違う香りです。口に含むと、軟らかい、そして確かに強い味がします。
「何っしゃ?」
「『地ウィスキー』だよ。九州の焼酎メーカーが造っているんだ」
「地ウイスキー」
初めて聞く言葉でした。
「九州の『本坊酒造』が出しているんだけどね」
「これ旨いっちゃ。ボトルあんのすか?」
「酔漢さん。入れる?」
「入れてけさいん」
それ以来、酔漢は「唯梨庵」に行くたび、「マルス」を呑むのでした。もっともこの「マルス」は、ブレンディッドウイスキーです。本坊酒造さんで醸造されている、モルトとグレーンをブレンディドされたウイスキーでした。どこか危ない香りのするあたりも国産地ウイスキーの魅力です。
サントリーローヤルっぽい角々した真っ黒なボトルのマルスです。初めて自分の味を見つけたような気がいたしました。
ここで、国産地ウィスキーを少しだけご紹介いたします。
もちろんシングルモルトを中心にお話いたします。
東亜酒造さんが扱っております「ゴールデンホース」(名前からしてなかなかでしょ)特に、「ゴールデンホース武蔵」は輸入したスコッチをブレンドしたものですが、見事な味を出しております。自社で蒸留した「ゴールデンホース秩父シングルモルト」はうーーん。サントリーさんとは違った意味で面白い味と香りです。
先にご紹介いたしました「マルス」ですが、本坊酒造さんの信州工場から「マルスモルテージ駒ケ岳シングルモルト10年」を出しております。このシングルモルトはやはり酔漢の好きな味です。すこしフルーティーな香りはいたしますが「ジャパンウイスキー」の良さをかなり受け継いだ味(カナディアンウィスキーが対極かと思うのですが)です。酔漢の知っている地ウイスキーはあまりないのですが、見つけたら試してみることにいたしております。
再び「唯梨庵」にて。
「酔漢さんも、ここ来るようになってから長いよね」
「おきて破りの18の時からですからね」
「最初は、誰と来たっけ?」
「ガールフレンドですよ。彼女のお姉さんのボトルを頂戴いたしました。。」
「思い出しました。面白い人ばっかりだったよね」マスター笑っております。
この「唯梨庵」につきまして、ご存知の方がおられましたら、是非コメントを頂きたいと存じます。文化横丁から一度国分町に移っております。国分町のときは山小屋風のいでたちでした。
仙台はウイスキー文化ですよね。流石に宮城県はウイスキー消費量が全国一位だけのことはございます。酔漢、この仙台のおかげをもちまして、ウイスキー好きになりました(勿論日本酒もです)
しばらく、ウイスキーのお話を続けます。
酔漢故ご容赦を
100回目です。酒の話が始まりました。
ですが。
今年も4月7日には何も語れなかった。酔漢でもございました。
。
「唯梨庵の徳利」をそのうち写真掲載いたします。
と、お話すれば、小生のことがお分かりになられるかもしれませんね。