酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

鎌倉から

2013-06-08 06:31:26 | 藤沢便り
昨日は小雨。
小雨もまたいいよなぁと思いながら、鎌倉へ出掛けました。
菖蒲を眺めに行きました。
実は、この日まで「かきつばた」と「あやめ」と「菖蒲」の区別がよく解らなかった酔漢でございます。
どこが違うのでしょうか?
多分、花に多少の知識がおありの方でしたら、すでにご存知の事なのでしょうが、本当に花には疎いまま写真を撮り続けておるわけで、これは何ともお恥ずかしい限り。
まずは、開花時期が違っているようでして。
ハナショウブは、開花時期が5月下旬から六月中旬。江戸系、伊勢系、大船系などに分類されていいるようです。物の本によると肥後系とかあります。
カキツバタはこれより少し早い開花。
アヤメは4月下旬から。
ここまでは自身で調べた事。
近くのボランティアの方へ聞いて見ることに。
「どうしたら、区別できるのですか?」
と、聞いた酔漢に。
「みなさん同じ事をお尋ねになるのですね」と笑って答えて下さいました。
「花弁の元を見でね。花菖蒲が黄色の目型模様で。、あやめが網目模様。カキツバタが白の目型模様。これが一番手っ取り早いのですよ!」
「・・・・・・・・・そうは言われても・・・・・・」
でもですね、可憐な姿は感動的でさえありました。



遠めから眺めますと、こんあに咲いております。
もう絨毯のように連なっておりました。



「唐織」という品種です。
やはり、菖蒲は、漢字での登録品種が多いのですが(考えれば当たり前のようですけど・・・)漢字の当て方が独特なんです。
これは「日本酒に通じる!」と閃きまして!(おいおい、お前だけだ!)
これからご紹介いたしますね。



「水玉の星」
なんとも、命名された方の感性がみえてきそうな菖蒲です。白の額に薄い青の花弁。これなんか、色合いが素敵で一番長い時間眺めておりました。



「初葵」
江戸系の主力です。大きな花と花弁に縁取りが良いですねぇ。クレマチスで「江戸紫」がありましたが、この紫もなかなか良い色!



「松の雪」
純白ですが、形も山に積もった雪のよう。

と眺めていて、名前に惚れたのもあって・・・



「伊達の道具」
由来が解らないので残念ですが、仙台に縁があるのかな?と勝手に思ってしまいました。
(すみません、この写真すこしズレてしまって・・・公開するのが恥ずかしかったのですが・・・)



「鶴の毛衣」
鶴が纏う羽の様子です。花弁が羽のようですね。




「出羽の曙」
これ一輪しか咲いてませんでした。

菖蒲には小雨が似合うんですね。


鎌倉の植物園には朝9時の開園すぐに入りました。
「一番乗り」かと思ったら、初老の方が。
「よくいらっしゃるのですか?」
「散歩ですよ、殆ど毎日。今日は雨だから、雨じゃないとみられない風景があるんですよね」
うーーん奥が深いなぁ!
キヤノン50Dにマクロレンズをご持参。
「すみません、お年をお尋ねしてもよろしいでしょうか?」
「ははは・・・・昭和13年の生まれですよ」
お元気何よりです。
どんな写真を撮られているのでしょうか・・興味あり!なのですが・・・。

♪花は 花は 花は咲く わたしは何をのこしただろう♪

フォトチャンネルには、掲載されてない写真もあります。

菖蒲



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (見張り員)
2013-06-09 10:29:28
いずれがあやめ、カキツバタ・・・
私も花には疎いのでよくわかりません(^^ゞ・・・

でも、花弁に散った雨粒が本当にみずみずしくて心がさっぱりしますね!
私は色が濃いのよりは薄めのほうが好きかなあ・・だから「水玉の星」とか「松の雪など」に心ひかれます。「出羽の曙」みたいな色合いも好き!

でもこうたくさんの花が一斉に咲いている風景は壮観だなあ~と思います。
実際に見たいものです!
返信する
見張り員さんへ (酔漢です)
2013-06-11 07:57:28
本当は、全部紹介したかったのですが、写真の出来もありましたし・・・・。
薄めの方が。見張り員さんらしいですね。
ムサシのときもそうでしたしね!
僕的には「水玉の星」。この菖蒲を一番長くながめておりました。
返信する

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