最近は「ホワイトホース」を飲んでおります。このお酒、ブレンディッドの中にあって、一番アイラの雰囲気を残しているスコッチウィスキーです。アイラですから、独特のピート臭、そしてヨード臭い?香が特徴です。
ホワイトホースは、その流れを汲んだ見事なブレンドを見せております。
核となりますモルトは、アイラアイラいたしました「ラガヴーリン」とスペイサイドの中でもフルーティーな香を残しております「クライゲラヒ」。全く異なる風味を持つシングルモルトを見事なまでにブレンドいたしております。
スペイサイドとアイラですから、シングルモルトとして飲み比べますと、どうなるか・・・
「なにっしゃこいず。薬くせぐてのめねぇっちゃ」(過去に何度も語りましたが「気の抜けたコーラにヨードチンキをたらしたような・・」です)な、「ラガ・ヴーリン」と
「なにっしゃこいず。ずいぶん甘い酒だなやな」な、「クライゲラヒ」です。(ここでお断りします。「クライゲラヒ」はシングルモルトとしてご紹介するのは、初めてですね。「クライゲラヒ14年43度」は1891年創業のスペイサイドモルトです。飲んだ方は少ないとは思いますが、本当にナッツとかオレンジの香がするんです)
シングルモルトとしても、秀逸なこの2品。
蒸留所の写真を、拝見しますと、「ラガ・ヴーリン蒸留所」にも「クライゲラヒ蒸留所」にも、自社の看板より先に「ホワイトホース」の看板が入り口に掛かっております。「ホワイトホース」の原酒でありながら、それを誇りにし、しかも自社のモルトに対して、絶対的な自信を持っている。そんな表れかとも思うのです。
これを見事にブレンドするわけですから、ブレンダーの腕いや鼻たるや凄いものがございます。
創業者「ピーター・マッキーさん」エジンバラにおります。スコットランドからエジンバラへ参りまして、泊まるお宿が決まっておりました。
「ホワイトホース・セラー」でございます。この酒屋権宿屋。スコットランド人の常宿でした。
「んだっちゃ。この名前いただくっちゃ」となった次第です。無断拝借なような記述が残っております。
このホワイトホースが実はウィスキーの歴史を大きく変えております。
キャップです。これまではワイン同様、コルク栓だったものを、「ホワイトホース」が始めてスクリューキャップを採用したのでした。
「飲みかけでも保存OK」となったわけでした。
手元には「ホワイトホース12年」がございます。
そして、肴です。「さんまのぬた」です。一応酔漢流です。
ご紹介いたします。
1)さんまは三枚におろします。ここで中骨を抜きます。
2)三枚におろしたさんまにはまだ皮をつけておきます。身の方に、塩をまぶして30~40分ほどラップをかけて冷蔵庫へ寝かせます。
その間に大根おろしを(大根の半分くらい)作ります。
3)酢・砂糖・塩少々を混ぜたものを用意します。
4)さんまを取り出し、表面の塩を流します。そして皮をはぎます(尻尾からの方がきれいにいきます)
5)大根おろし(おろして時間がかかるようでしたら、ラップ→冷蔵庫へ)と合わせ作った調味料を混ぜます。→バットに敷き詰めます。
6)さんまの身を、「大根おろし+調味料のベッド」へ行儀良く寝かしつけます
7)好みにもよりますが1~1時間半ほどラップをかけて冷蔵庫内で漬け込みます。
バットから取り出したばかりの写真です。お解かりのように、大根おろしが山のようになって肝心のさんまがみえませんが、この位の大根おろしがございませんと、美味しくないと思うのです。手が疲れますが、大根おろしはケチらないのが酔漢流です。
昨日はさんま6本を使いました。大根は約2/3本程です。
酢ですが、米酢がいいと思います。穀物酢ですと、酸味が嫌味に香ります。
すし酢もいいかと思いますが、この場合、砂糖と塩は入れない方いいのかもしれません。やったことがないので想像です。
ポッカのHPには「ポッカレモン」を使った同料理の紹介がありましたが、「魚にあう果汁系醗酵物はない」と持論しております酔漢です。これは「牡蠣に合うワインはない」のと同じだと思うのです。穀物醗酵の酢またはビネガーがいいのではないのでしょうか。ですが丹治さんと食べました「ニシンの酢漬け」(ドイツ料理)はもしかしたら、葡萄醗酵の酢かもしれませんが。
最初の写真のものは、大根おろしが得意ではない次男用です。
さんまとだいこんを一緒に楽しめます料理ですので、是非ご一緒にどうぞ。
お好みに合わせて醤油をたらしても良いです。
この料理。父からおそわりました。「ぬた」とはいいましても「からし味噌」とか使うわけではございません。ですから「酢漬け・大根おろし漬け」とでも言ったほうが良いのかもしれません。
やはり、この手の料理には「アイラ系ウィスキー」が良く合います。「ボウモア」とか「ラフロイグ」といったウィスキーです。
酔漢が「ホワイトホース」が好きなのは、少しだけ「海の香」があるからかもしれません。ブレンディッドの中では「魚の肴」に似合うお酒です。
お試し下さい。
そうそう一言ですが、この料理の写真は「シティラピッド君」撮影でした。
ホワイトホースは、その流れを汲んだ見事なブレンドを見せております。
核となりますモルトは、アイラアイラいたしました「ラガヴーリン」とスペイサイドの中でもフルーティーな香を残しております「クライゲラヒ」。全く異なる風味を持つシングルモルトを見事なまでにブレンドいたしております。
スペイサイドとアイラですから、シングルモルトとして飲み比べますと、どうなるか・・・
「なにっしゃこいず。薬くせぐてのめねぇっちゃ」(過去に何度も語りましたが「気の抜けたコーラにヨードチンキをたらしたような・・」です)な、「ラガ・ヴーリン」と
「なにっしゃこいず。ずいぶん甘い酒だなやな」な、「クライゲラヒ」です。(ここでお断りします。「クライゲラヒ」はシングルモルトとしてご紹介するのは、初めてですね。「クライゲラヒ14年43度」は1891年創業のスペイサイドモルトです。飲んだ方は少ないとは思いますが、本当にナッツとかオレンジの香がするんです)
シングルモルトとしても、秀逸なこの2品。
蒸留所の写真を、拝見しますと、「ラガ・ヴーリン蒸留所」にも「クライゲラヒ蒸留所」にも、自社の看板より先に「ホワイトホース」の看板が入り口に掛かっております。「ホワイトホース」の原酒でありながら、それを誇りにし、しかも自社のモルトに対して、絶対的な自信を持っている。そんな表れかとも思うのです。
これを見事にブレンドするわけですから、ブレンダーの腕いや鼻たるや凄いものがございます。
創業者「ピーター・マッキーさん」エジンバラにおります。スコットランドからエジンバラへ参りまして、泊まるお宿が決まっておりました。
「ホワイトホース・セラー」でございます。この酒屋権宿屋。スコットランド人の常宿でした。
「んだっちゃ。この名前いただくっちゃ」となった次第です。無断拝借なような記述が残っております。
このホワイトホースが実はウィスキーの歴史を大きく変えております。
キャップです。これまではワイン同様、コルク栓だったものを、「ホワイトホース」が始めてスクリューキャップを採用したのでした。
「飲みかけでも保存OK」となったわけでした。
手元には「ホワイトホース12年」がございます。
そして、肴です。「さんまのぬた」です。一応酔漢流です。
ご紹介いたします。
1)さんまは三枚におろします。ここで中骨を抜きます。
2)三枚におろしたさんまにはまだ皮をつけておきます。身の方に、塩をまぶして30~40分ほどラップをかけて冷蔵庫へ寝かせます。
その間に大根おろしを(大根の半分くらい)作ります。
3)酢・砂糖・塩少々を混ぜたものを用意します。
4)さんまを取り出し、表面の塩を流します。そして皮をはぎます(尻尾からの方がきれいにいきます)
5)大根おろし(おろして時間がかかるようでしたら、ラップ→冷蔵庫へ)と合わせ作った調味料を混ぜます。→バットに敷き詰めます。
6)さんまの身を、「大根おろし+調味料のベッド」へ行儀良く寝かしつけます
7)好みにもよりますが1~1時間半ほどラップをかけて冷蔵庫内で漬け込みます。
バットから取り出したばかりの写真です。お解かりのように、大根おろしが山のようになって肝心のさんまがみえませんが、この位の大根おろしがございませんと、美味しくないと思うのです。手が疲れますが、大根おろしはケチらないのが酔漢流です。
昨日はさんま6本を使いました。大根は約2/3本程です。
酢ですが、米酢がいいと思います。穀物酢ですと、酸味が嫌味に香ります。
すし酢もいいかと思いますが、この場合、砂糖と塩は入れない方いいのかもしれません。やったことがないので想像です。
ポッカのHPには「ポッカレモン」を使った同料理の紹介がありましたが、「魚にあう果汁系醗酵物はない」と持論しております酔漢です。これは「牡蠣に合うワインはない」のと同じだと思うのです。穀物醗酵の酢またはビネガーがいいのではないのでしょうか。ですが丹治さんと食べました「ニシンの酢漬け」(ドイツ料理)はもしかしたら、葡萄醗酵の酢かもしれませんが。
最初の写真のものは、大根おろしが得意ではない次男用です。
さんまとだいこんを一緒に楽しめます料理ですので、是非ご一緒にどうぞ。
お好みに合わせて醤油をたらしても良いです。
この料理。父からおそわりました。「ぬた」とはいいましても「からし味噌」とか使うわけではございません。ですから「酢漬け・大根おろし漬け」とでも言ったほうが良いのかもしれません。
やはり、この手の料理には「アイラ系ウィスキー」が良く合います。「ボウモア」とか「ラフロイグ」といったウィスキーです。
酔漢が「ホワイトホース」が好きなのは、少しだけ「海の香」があるからかもしれません。ブレンディッドの中では「魚の肴」に似合うお酒です。
お試し下さい。
そうそう一言ですが、この料理の写真は「シティラピッド君」撮影でした。
昔の同僚で、ウィスキーに凝ってる奴がいまして、子供にアイラと名前つけました。
関係あったのかな~?
ヌタは自分はいつも味噌ですね。
刺身にも大根おろし・・・
試してみる価値ありですね。
ぱるえのつれあいのぐずらと申します。
「唯梨庵」の徳利がずっと気になってましたが、過去ログを覘かせていただいたところ、国分町の唯梨庵でマルスを飲んでた話があり、これはやっぱりギターとたがめオタクの大槻くんの店に違いないと納得しました。
大槻くんは、唯梨庵を閉めた後、北目町で「たがめや」という店をやっており、ギター好きの若い衆などが集まってたようですが、昨日近くで用事があったので、久しぶりに寄ってみようかと行ってみたところ店がなくなってしまってました・・・残念
酔漢の結婚式二次会を「たがめや」で行う予定でおりました。(人数が集まり過ぎまして)
オープンしたての「たがめや」です。
大槻さんは、「唯梨庵」にいたころから知っておりました。
大変お世話になりました。
お店がなくなっているのでしょうか。
では、あの大倉山系のあるところで捕獲されました「巨大たがめ」の標本にもお目にかかれないわけですね。
まだ北目町にあるのかとばかり思っておりました。
ぐずら様「髭おやじ様」のコメントを読んでみてください。実は・・・・です。
「たがめや」はコメントを頂きます「丹治氏」もファンでありました。
驚きました。ぐずら様とももしかしたら「ニアミス状態」だったのかもしれませんネ!
スコッチを飲みますと「アイラモルト」に行き着きます。
スコッチのブレンディッドには必ず「アイラ系シングルモルト」がブレンドされております。
「ハイランドモルト」や「ローランドモルト」は必ずしも必要ではない場合が多いのですが、「アイラモルト」は、そうはいきません。
肝心要のモルトです。
お嬢様のお名前に「アイラ」ですか。うなりました。
追伸
ぐずら様からのコメントに改めて「世間の狭さ?」を感じた酔漢でございます。
実は先日とうとう私も作りました。
酒飲みの父がいつも食べていましたが、
『酢』が嫌いだった私は食べられませんでした
。
先日、主人の肴にしたさんまの刺身が少しあまったため、作ってみました。おいしくて、おいしくて。
食後の犬の散歩があったため、お酒はいただきませんでしたが・・・次回は散歩終了後いただきます。
実家のぬたには大根おろしは入っていませんでしたが、酔漢さんのレシピで挑戦してみます!
今日の7時30分からの「遠くへ行きたい」は、仙台七夕と塩竃まぐろですな。
昔、この手の番組で「塩竃魚市場」の画面になると。必ず親父が映りこんでいたもんです。
あっ。
徳光さんの時代のズームイン朝で、塩竃の練り物を、塩竃神社から放送していたのも親父です。
んで、親父も当然「ズームイン!」
家の周辺では、うまそうな秋刀魚が見つかりません。
ただし大根は、カミさんちの畑にうじゃうじゃと・・・
誰か秋刀魚と交換してけさい!
どんなレシピを見ましても、味噌は使うみたいですよね。酔漢流は、大根おろしなのです。
どこでどう我が家(塩竈の実家)に伝わったのかは定かではありません。
と、申しますか「これが、ポピュラーな食べ方」と思っておりました。(少し違っていたようです)
さんまの香がお好きであれば「酢」は少なめの方がいいかもしれません。
お試し下さい。
長雨が続いているようですね。「くりむ君」お元気ですか。
これから仕事へ出かけます。今ほんの数分前にコメントが到着しました。
見たいところです。
ですが、七夕の頃のまぐろは、当たり外れが多いのも事実です。
秋風が吹く頃の「めばちまぐろ」が美味しいですよね!
あの「お父様」ですね。覚えております。
さり気に見ておりました。
では、行ってきます。
秋刀魚の「ぬた」といえば、小生、取りも直さず「酢味噌和え」のことだと思っとりました。頂いたメールによれば、大根おろしのぬたは、酔漢家相伝の味とのこと。塩竈の味といえば、やはり酔漢さんのお家の味でしょう。
我が家は小生で塩竈三代目。嫡々の塩竈っ子を自称しております。とはいえひい爺さんは福島、ひい婆さんは仙台です(何だか○×ボーイの定義に似てきたナ・・・)。
言わば我が家は内陸の出。大晦日の年取りのご馳走が鮭の「塩引き」という事実が何よりも雄弁にそれを物語っております(魚を保存するとぴえば、干物にするか塩で締めるかだったのでしょう)。そのせいか小生、焼くと真っ白にならなければ塩引きじゃないって思ってますし、一切れで一膳食えなければ沢庵じゃないとも思ってます(という訳で小生、根っからの東北人を以て自ら任じとります)。ハレの食事の御馳走が鮭か鰤かで分けると、東北は鮭文化圏だそうですね(多分東日本がそうなのでしょう)。
でも不思議ですね。何が不思議かといえば、浅蜊の汁物です。貝の汁物で素材の味を引出すなら潮汁でしょ。近所に住んでた親父の父方の従兄の家も小母の家も、浅蜊の汁物は味噌汁。それなのに我が家だけが何故か潮汁なんですよ。
白状すると小生、この浅蜊の潮汁や鰈の塩焼きの濃い潮の香りが時々鼻につくことがあるんです。だとすれば小生の魚好きは訓練の結果。根っからの魚好きではないのかもしれません。「塩竈人を僭称するな」と言われれば、平蜘蛛のように這いつくばって「ヘヘーッ」って言うしかないですね(黄門様、勘弁すてけろ)。
鰊の酢漬けは、ドイツでは何故かビスマルク鰊っていうそうですよ。その昔こう命名した業者は、ちゃんと宰相閣下の御許しを得たそうです(そういえば「ヒットラー鰊とは何か。頭がないビスマルク鰊なり」っていう一口話があったなぁ)。あの酢は察するに林檎酢か葡萄酢じゃないでしょうか。勿論ただ単に酢だけじゃなくて砂糖も入ってますね。細かく切った赤ピーマンや何種類かのハーブも入ってます(わかるのはコリアンダーのみですが)。
話は秋刀魚の「ぬた」に戻ります。最初に「大根おろし(しかも大量に)」って聞いた時は「まだわ」って思ったけど、大根の千切りと干柿の酢の物なんてのがありますよね。大根と酸っぱい味は、相性がいいんですね。今度、挑戦してみます(作るのも食べるのも)。
因みに我が家の昨日の晩御飯のおかずは、秋刀魚の刺身でした。薬味の葱と生姜をケチらないのが丹治流。刺身というよりは、秋刀魚と葱と生姜の和え物ですね。野菜を多く摂るためのコソクな手段です。呵呵・・・
一度、この場でご紹介したいくらいです。これは「丹治家の味」ではないのでしょうか。酔漢に取りましても、忘れえぬ味でございます。
そうそう、丹治様ご自身でお作りになります「生ハム」は相当いけます。あれは、「丹治様の味」ですよね。料理って結構個性がでるものですね。それにしても、自身の料理を持ち寄っての一杯の酒。30年も経ちませんとこういった経験が出来ませんね。
ところで・・・小生、てっきり宮城でメジャーな料理かとばかり思っておりました。
「酔漢家の味」だったのでしょうね。
多分、父も知らないはず。意外に我が家では大ニュースかも・・・。妹もチャレンジしたそうです。