なぜか近鉄？通勤型８０００系 １９８６年・・・ＧＷミニ特集（その３）

ＧＷも終わってしまいますね・・・私は、まだ体調不良です（笑）なかんか完全復帰とは行きませんね・・・。

そんなわけで、ＧＷミニ特集近畿日本鉄道です。といっても、撮影は１９８６年に一度友人に案内されていっただけなのですがね！
前回までは華のある特急車ですたが、今回は通勤車です。
近鉄の通勤車には、いろいろな形式がありますが、今回は裾に絞りのある８０００系になります。８０００系は１９６４年に奈良線全線で20m級車両の運転が可能となったことから、それまで使用されていた１５m級・１８m級車両を置き換えるため製造された車体長２０m・側面両開き４扉の一般電車です。構造は１９６１年に奈良線初の２０m級一般電車として製造された９００系を基本にしているようです。架線電圧1500V昇圧に際し900系を編入する予定があったため、モ８０００・ク８５００とも末尾２１から番号が始まっているのが特徴です。本系列の大阪線版は２４００系・２４１０系、名古屋線版は１８００系・１８１０系、南大阪線版は６０００系・６０２０系と他線区は系列をラインデリアの有無で区別しているが、８０００系は新たな系列を立ち上げず、同一形式・連番としています。
前置きが長くなりましたが、写真です・・・


ク８５６９他　西大寺　1986.3　CANON　ｎF-1

私が８０００系の中で一番好きな、１９６８年に製造した８０６９F（モ8069-サ8720-モ8220-ク8569の4両）の編成になります。同行した近鉄好きな友人によりますと、この編成は、アルミ車体試作車だそうです。車体は、普通鋼車同様の塗装 （この当時はマルーンレッド1色）となっています。しかし、前面隅や肩部のRが小さく角張ったスタイルと、行き先表示板が車体に埋め込まれた姿が私は近代的に感じられて好きな車両となりました。その特徴から、アルミの素材色は露出していなくともその判別は容易でした。なお、この車体形状は後に登場したステンレスカー３０００系（こちらも好きです!）や８８１０系以降の車体設計の基本となったそうです。もちろん私にとっては、これが一期一会の出会いとなっています。

とりあえず、この日に撮影したノーマルな８０００系の写真もあげておきます。


ク８５６６＋ク８５７４　西大寺　1986.3　CANON　ｎF-1

こちらはやはり、Ｔｈｅ近鉄という車両でしょうか！ただ、両者を見ても、更新前と更新後で行き先表示板等の変更があり、私には別形式に見えてしまいます。

近鉄素人が、ああだこうだ書いてすいません。ほとんど友人からの受け入れのはなしです。ただ、好きな車両なので、ちょっとだけ調べてみました。あしからず！