TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

後妻業の女

2016年08月29日 | 映画鑑賞日記
昨日、『後妻業の女』を梅田の映画館で観賞しました。結婚相談所の所長柏木(豊川悦司さん)とグルで金持ちの高齢男性の後妻に入り、財産を奪うだけでなく、命までも奪うこともある後妻業の女(大竹しのぶさん)の人間のどろどろした部分をコメディタッチに描いた映画でした。この映画の原作は黒川博行氏の『後妻業』ですが、この小説が発表された後で同じような事件が実際起こっていたので話題になったことがありましたね。後妻業で人の財産を狙う人々がいると思うと恐ろしくて怖いお話でした。大阪が舞台のこの映画は全編大阪弁で話されていて、東京出身の大竹しのぶさんが関西ネイティブの役者さんに交じってもちっとも違和感がない流暢な大阪弁で話されていました。大竹さんの女優魂を魅せつけられた映画でもありました。大阪歴史博物館から見える大阪城公園が映画のワンシーンに使われいたことやスーパー玉出の袋が出てきたのはちょっとした驚きでした。朝9時過ぎの初回の上映回でしたが、ほとんど年配のお客さんばかりで映画館内は超満員でした。
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