TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

湯田中温泉と竜王マウンテンパーク

2016年08月06日 | 旅日記
7月30日、この日のお宿は湯田中温泉のよろづやでした。



上の2枚は8階の部屋から撮影しました。長野駅から長野電鉄で湯田中駅まで移動しましたが、その途中、車窓から雨が降っていましたが、宿に到着したら晴れてきました。

宿のお風呂・桃山風呂が作られたときの写真が展示されていました。桃山風呂は登録有形文化財に指定されているそうです。20数年前に泊まったときは桃山風呂は女性の入浴時間が晩の限られた時間だけだったはずでしたが、今回は午後3時から午後9時半までは女性専用でゆっくりと桃山風呂を堪能できました。

部屋でお抹茶と湯田中名物の一茶饅頭をいただきました。

夕食

朝食

よろづやさんの玄関のすぐ隣にあった外湯の大湯 大湯は小林一茶が親しんだ湯だそうです。

大湯の前にあった一茶の句碑 雪ちるや わき捨ててある 湯のけぶり と書かれていました。


ちょっと行ったところにあった梅翁寺にも一茶の句碑がありました。子ども等が雪喰ひながら湯治哉と書かれていました。足湯に浸かるお地蔵さまは日本でたったひとつだけということを帰ってから知りました。


湯田中温泉街

湯田中駅から約10キロ、送迎車で約20分のところにある北志賀竜王高原にある竜王マウンテンパークのロープウェイに乗車しました。

166人乗りのロープウェイで山頂までは約8分かかりました。

晴れた日には北アルプスや妙高山、佐渡ヶ島が見えるそうです。

山頂近くなるとガスで何も見えなくなりました。

展望台のところにとんぼが止まっていました。

山頂にはヤナギランがたくさん咲いていました。

晴天なら山々が見える展望台ですが、この日はガスで何も見えませんでした。標高1770メートルだそうです。

展望台から少し上ったところにある竜王山の山野草ガーデンには高山植物が植えられていました。

コマクサ




ヤナギラン

シモツケ


山頂から約20分ほど歩くと湿原があるそうです。

マツムシソウ


ヒマラヤの青いケシ


山頂にあったレストランで昼食を取ってから下りました。

時間が少し経っても山頂はガスに包まれたままでした。

湯田中駅から長野駅まで乗車した長野電鉄の特急はゆけむりのんびり号で普通の特急よりは時間をかけて周辺の観光の説明を聞きながら楽しめる特急でした。上の写真は延徳田んぼです。

千曲川のところでちょっと止まるサービスもありました。

長野駅を14時過ぎに発車する特急しなのに乗って名古屋経由で帰阪しました。この上の写真は、特急の車窓から善光寺平を撮影しました。松本付近に列車がさしかかったときに北アルプスの山々が山頂まで見えていました。午後からは山々にかかっていたガスが少し取れたようです。多治見のあたりまで来ると大雨が降っていました。雷も鳴っていました。しなのは結局、名古屋に9分ほど遅れて到着し、新幹線の乗り継ぎの時間が短くなり、ちょっとあせりましたが、どうにか指定席を持っていた新幹線に無事に乗れ帰宅できました。今回の旅では、雲一つない晴天の日はほとんどありませんでしたが、散策している間は傘をさすことはありませんでした。好きなちんぐるまなどの花々を眺めることができましたし、温泉に入り、美味しいものもたくさんいただけてリフレッシュできたので、いい旅になりました。
コメント
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