昨日、土曜日の朝、仕事で出勤するときでした。最寄りの駅に向かうために自転車の駐輪場から信号を渡り終えたときに、台湾から来られたような感じに見えたちょっと年配の女性の3人連れの方々に呼び止められて、スマホの画面を手に持たれたまま、私に向かって「OSAKA CASTLE?」と単語だけで聞かれて来られました。お顔を拝見したら、OSAKA CASTLEへはどう行ったらいいのということを聞かれたいという風に訴えておられたように見えました。そこで、後ろに見えた大阪城を指差して、あれがOSAKA CASTLEですと英語で伝えました。この信号を渡って、次の信号をもう1回渡ったら行けますというのを英語で言いたかったのですが、英語の単語が咄嗟に出て来ず、手ぶりで伝えたらわかってもらえたようです。午前7時20分頃の朝の早い時間帯から見学されるのかと思いましたし、まだ天守閣開いていないのと違うのかなとか、大阪城公園内は広いので信号を渡った後、どう行ったらいいかわかるかなとかいろいろ思いましたが、英語でうまく伝えることが難しいし、英語は普段使わないから咄嗟にうまく話せないのでそう思っただけで説明できませんでした。この駅で今まで何十回も日本人の方々に道を聞かれたことがありましたが、外国の方に道を聞かれたのは初めてでしたし、また、この駅で大阪城の行き方を聞かれたのは初めてでした。大阪城は英語ではOSAKA CASTLEというのかということも気が付いた出来事でした。
漫画君たちはどう生きるか 吉野源三郎 原作 羽賀翔一 漫画 マガジンハウス
漫画なのですぐ読めると思ったら大間違いの本でした。図書館で借りて読んだ本です。1937年に出版されて、今も多くの人に読まれ継がれている歴史的名著の初めての漫画化本です。原作の存在は知っていましたが、読んだことがありませんでした。主人公は中学生の本田潤一であだ名はコペルくんです。このコペルくんと彼のおじさんとのノートを通してのやり取りを通して、コペルくんが自らが考え、気付き、成長していく様が描かれていました。漫画の間に挿入されているおじさんのノートは原作のままのような活字で描かれていて、その文章を一文一文考えながら読み進めると奥深い内容のことがたくさん書かれているので、読むのにはちょっと時間を要しました。この本は、80年前に書かれた本なのですが、人が生きる上で大切にしなければならないこと、本当に偉い人とはどいう人のことをいうのかとか、学校ではあまり教えてくれないような人として生きる上での真摯な態度や心の持ち方など、子どもたちに自ら考えてどう生きていくのかという指針を示しているような体裁を取っています。人と人との繋がりや人と社会との繋がりの考え方を天動説ではなく地動説のような考え方をすることなどなど、大人が読んでもはっとする内容がたくさん書かれている本でした。本当はこの本に書かれているような誰にでも備えてほしい心行をもっときめ細やかに教えるような教育でないといけないのかもしれないと思いました。宮崎駿監督のアニメがこの原作本を基に製作されているという報道もつい最近あったようですが、アニメ化に伴い注目度が増々上がってくる本なのかもしれません。
漫画なのですぐ読めると思ったら大間違いの本でした。図書館で借りて読んだ本です。1937年に出版されて、今も多くの人に読まれ継がれている歴史的名著の初めての漫画化本です。原作の存在は知っていましたが、読んだことがありませんでした。主人公は中学生の本田潤一であだ名はコペルくんです。このコペルくんと彼のおじさんとのノートを通してのやり取りを通して、コペルくんが自らが考え、気付き、成長していく様が描かれていました。漫画の間に挿入されているおじさんのノートは原作のままのような活字で描かれていて、その文章を一文一文考えながら読み進めると奥深い内容のことがたくさん書かれているので、読むのにはちょっと時間を要しました。この本は、80年前に書かれた本なのですが、人が生きる上で大切にしなければならないこと、本当に偉い人とはどいう人のことをいうのかとか、学校ではあまり教えてくれないような人として生きる上での真摯な態度や心の持ち方など、子どもたちに自ら考えてどう生きていくのかという指針を示しているような体裁を取っています。人と人との繋がりや人と社会との繋がりの考え方を天動説ではなく地動説のような考え方をすることなどなど、大人が読んでもはっとする内容がたくさん書かれている本でした。本当はこの本に書かれているような誰にでも備えてほしい心行をもっときめ細やかに教えるような教育でないといけないのかもしれないと思いました。宮崎駿監督のアニメがこの原作本を基に製作されているという報道もつい最近あったようですが、アニメ化に伴い注目度が増々上がってくる本なのかもしれません。