TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

思えば、孤独は美しい。

2018年02月08日 | 読書日記
思えば、孤独は美しい。 糸井重里 著 ほぼ日
図書館で見かけてちょとだけ読んだ本。糸井重里氏が1年に書いたすべての原稿とツイートから、こころに残ることばを集めて1年に1冊編む本、「小さいことば」シリーズの最新作の第11作目。本の紹介文に「糸井重里がずっと抱えているテーマである、ひとり、孤独、さびしさといったことがいつもにまして、フォーカスされている本になりました。」と記載されています。この本に載っているのは、いろいろな言葉からイメージされるそれぞれが繋がらない内容があちらこちらに散らばってるという感じを受けるエッセイです。相当前に一度だけ日日新聞というタイトルの本を読んだことがありました。その本はあまりおもしろくなかったなあということしか覚えていませんでした。その当時に比べたら歳を重ねたので、昔読んだときよりは、作者が意図する内容が少しだけ理解できるようになったかなあと思います。素通りしながらさっと読んだだけですが、言葉から連想するいろいろな状況や考え方は人気コラムニストならではの一風変わっていそうですが、誰かがどこかで考えていそうなことなのかもしれません。いろいろな内容が書かれていたエッセイですが、気になった箇所の感想を書いてみました。この本の17pにさみしさについて、「さみしさが、すべての生きものの生きる動機であるような気がする。」と記載されていました。この本では、いろいろな場合に感じるさみしさが取り上げられていますが、永六輔さんが作詞された名曲「上を向いて歩こう」について語られている箇所がありました。「上を向いて歩きながら歌ったことがないから歌ってみた。そうすると、この歌はちっとも明るくない歌で、涙がにじんでくるような悲しくさみしい歌だった。この歌にかくされた希望は、歌っていることそのものだ。」というような内容でした。なるほどなあと思いました。絶望の果てのさみしさをよく知りながらもこの歌を歌える人は強い人だと思います。辛いことがあっても悲しいことがあっても必死に生きようと頑張っているその姿はその人しかわからない、誰にも負けない美しさがあるという真実が隠されていると捉えることができる歌なのではないかと私は思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

事件があったらしい

2018年02月08日 | ひとりごと
昨日、いつも利用している環状線の駅の内回りの階段を降りたところあたりで午前6時50分ごろ、乗客の方同志の刺傷事件があったらしいです。ホームにあるビデオカメラには二人が争っているのが映っていたらしいです。乗客の方同志のトラブルはよく見かけますが、刺傷事件にまで発展するとは・・・・・。私がこの駅に降り立ったときには鑑識のような警察の方々が数人おられて終わられて帰ろうとされていたのを見かけました。なんかあったのかなと思っていました。帰宅してから夕方のテレビのニュースでこの事件があったことを知りました。後日、その事件の朝は夜勤明けだった切りつけたほうの62歳の乗客の人が名乗り出て逮捕されたニュースを見かけました。優先座席に34歳の切りつけられたほうの乗客の方が脚を前に出して乗っておられたことが原因だったみたいです。もちろん、刺傷事件を起こされたこと自体は犯罪になるので、罪は償う必要があるのですが、公共の場所でのマナーはみんな気をつけないといけないと思いました。閉塞感が漂う今の世の中では以前にも増して人の気持ちを組んでもっと優しく接することができる人々が増えていく世の中であって欲しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする