TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

野良時計

2023年06月09日 | 旅日記

5月28日、安芸市にある野良時計を見学しました。野良時計は明治20年ごろ、この地の地主だった畠中源馬氏が農作業を行う村人たちのために櫓時計を手作りで製作し、その後、120年もの間、時を刻んできたこの時計台は国の登録有形文化財にもなっている安芸市の観光スポットのひとつになっています。夏にはひまわりが咲く風景が広がる場所でもあるようです。

駐車場の一角にあった鯉のぼりの歌碑がありました。この童謡を作曲した弘田龍太郎氏は安芸市土居生まれで子供の頃よく歌っていた馴染みの童謡を作曲されていた方だったのを知りました。

野良時計の周辺にはいろいろな観光スポットがありました。今度いつか訪問するときがあればゆっくり散策してみたいです。

野良時計を見学した後、高知市内に向かいました。バスの車窓から海が見えていました。

津波の避難タワーは何度もバスの車窓から見掛けました。

高知市の五台山にある牧野植物園まで後数分の場所まで走ってきました。

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平安神宮

2023年06月09日 | 旅日記

6月7日、平安神宮の神苑で花菖蒲が見頃になっているという京都花だよりのHPで紹介されていたので見に行ってきました。

応天門

大鳥居

応天門

額殿

釣灯籠は蒼龍、朱雀、白虎、玄武の四神があしらわれていて、日露戦争の戦勝を記念して奉納されたもので、145基が吊り下げられていると書かれてました。

白虎楼の側に神苑の入口がありました。

神苑は明治時代に造られた約10000坪の池泉回遊式庭園で、四季折々楽しめる庭園で、春は桜、初夏は杜若や花菖蒲、秋は紅葉、冬は雪景色を見ることができる国の指定名勝になっています。

神苑の出口はぐるっと一周して東神苑側にありました。

大極殿

 

 

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マイ・ブロークン・マリコ

2023年06月09日 | 映画鑑賞日記

レンタル店で借りて観た映画『マイ・ブロークン・マリコ』の感想です。

ブラック企業で仕事をしていたシイノトモヨ(永野芽郁さん)がある日お昼ごはんを食べていたお店で親友のイカガワマリコ(奈緒さん)がマンションから転落死したというニュースを見て驚くシーンから始まったこの映画は、家族以上に繋がっていたと思っていた親友の突然の死に直面したシイノトモヨの姿が中心に描かれていました。シイノトモヨはマリコの死に呆然としながらもマリコを虐待し苦しめ続けてきた父親や暴力を振るわれていたマリコの恋人から絶えず人生を奪われ続けてきたマリコの姿を幼い頃からずっと側で見続けていました。亡きマリコのためにできることはないかと考えたシイノトモヨは、マリコの遺骨を父親から奪い、マリコが以前行きたいと言っていたまりがおか岬へマリコの遺骨を持って一緒に向かう旅の様子がマリコとの回想シーンをところどころに挿入されながらストーリーが展開して行きました。その回想シーンの中で、シイノトモヨはマリコからずっとシイちゃんと呼ばれていました。マリコにとって、シイちゃんはどんな存在だったのか、お互いの寂しさや憂いさをお互いが補い合いながら、信じてきた親友の死に、一心同体だと思っていたはずのマリコだけが何も言わずにシイノトモヨの元から去って行ってしまったのか自らの生きてきた道のりやこれから生きていくことの意味を重ねながらも旅を終えて行くシイノトモヨがあるときは激しくあるときは淡々と描かれてました。旅の道中で起こったいろいろな事件を盛り込みながら、偶然出会って、お金を貸してもらったり助けてもらったりしたマキオ(窪田正孝さん)のほっこりした存在や最後に投げ掛けられた言葉に勇気付けられながらも逞しく生きて行こうとするシイノトモヨを応援したくなるような映画でした。

この映画の中ではとんでもない家庭で育った境遇のマリコが描かれていましたが、シイノトモヨ本人の家庭環境や家族構成などは全く描かれておらず、シイノトモヨが生きてきた道のりにマリコだけが信じて止まなかったというところどころの描き方からマリコが置かれていた環境やその気持ちが痛いほどわかるようなシイノトモヨが過ごしてきた道のりが暗に想像できるように描かれていた映画でもあった気がします。

その人にとって一番大切だと思っていた人が亡くなっても後に遺された人が生き続けてその人のことを思い出しながら生きていくことの大切さが暗に描かれていたようにも思いました。マキオがシイノトモヨに最後に投げ掛けた言葉とマリコがシイノトモヨ宛に最後に書いた手紙を読んでシイノトモヨが微笑んでいたシーンを観ると、ふとした言葉で人は救われて生きていこうとできたりする言葉の大切さも感じた映画でもありました。

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