TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

五個荘近江商人屋敷中江準五郎邸その1

2025年02月21日 | 旅日記

2月16日、五個荘商家に伝わるひな人形めぐりをしてきたときの続きです。外村繁邸のすぐ横にあった中江準五郎邸を見学しました。

中江準五郎邸は、戦前に朝鮮半島・中国大陸を中心に20数店の百貨店を経営した「百貨店王」三中井一族の五男である中江準五郎の本宅です。三中井は、明治38年(1905)に朝鮮の大邱に三中井商店として設立され、昭和9年に株式会社三中井百貨店として、本格的な百貨店経営にのりだし一大百貨店となりました。しかし、昭和20年の終戦とともに海外の資産を失った三中井百貨店はその歴史の幕を閉じました。屋敷は、2階建ての切妻瓦葺で庭は池泉回遊式となっており、2階からは、まるで当時にタイムスリップしたかのような眺望が楽しめます。(東近江市観光WEBより転載)蔵の中では五個荘から生まれた木幡人形や全国の土人形を展示紹介されています。

雛匠東之湖さんが制作された清湖雛が展示されていました。2004年から琵琶湖をモチーフに美しい琵琶湖の自然や四季を近江上布を利用して雛人形で表現されています。毎年少しずつ作品を制作されて来られた清湖雛物語は、真ん中の白いのが琵琶湖で、手前左が石山の秋月、奥のピンク色が海津大崎を表現されているそうで、近江八景が描かれています。

こちらでは絆雛が展示されていました。


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