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徳ちゃん繁昌リポート

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【笑売漫歩】「マックカード」得する戦略は?

2011年09月19日 | 休日通信
高3の末娘がマクドナルドで初めてのアルバイトを始めました。学校の合間、休みなどに集中的に働いているようで、実に楽しそうに出掛けて行きます。カネを稼ぐ苦労?昔と違い稼ぐ喜びが先といったところでしょうか。とにかく一流の接客業のサービスレベルを勉強できるんだから得ですよね。ノーギャラでもいいから代わりにバイトしたいくらいです。

そんなマクドナルドで400円も得するカードがあるそうで、その名は「マックカード」。なんでも500円分を100円で販売している会社があり、全国のマクドナルド店舗で利用可能、しかも有効期限もなく、ひとり一枚、同一世帯は最大5枚まで、送料も無料という代物です。きっと騙されてるのでは?一体どういう仕組みなのでしょうか!?
これが「フラッシュマーケティング」と呼ばれるサイトで、ここに出店する企業側のメリットは知名度アップや新規顧客の開拓につながり、先に入金があるのでキャッシュフローやお客の稼働率もよくなると言われています。この会社も「マックカード」を爆発的に販売したため知名度を売り、しかも莫大な数の顧客情報を手に入れることができたのです。これだけの効果を出すことができれば、「マックカード」を購入して配っていたとしても、広告・宣伝費としては決して高くないという訳ですね。
マクドナルドにとっても、大勢の客が「マックカード(500円分を100円で購入)」を使うためにお店に訪れるわけで、しかもカードの金額以上を使う客もあり、かなりの売上増につながったと思われます。おまけにマクドナルドはスポンサーではないので、お金は出してないため、勝手に宣伝してもらったようなものです。そして、購入者にして100円で500円分、プラス400円分も得して嬉しい限りです。

「他人の褌(ふんどし)で相撲を取る」とは昔からよく言われたことわざですが、まさしくマクドナルドの知名度をうまく活用した戦略、「フラッシュマーケティング」の成功事例ですが、何か使える一手であることは間違いなさそうです。最終的にはマックカードの販売会社とマクドナルド本体、そしてカードを購入した消費者が三者三様に得をしたようで、ハッピーエンド!?ということでしょうかね。
連休もデスクワーク(山積みの資料づくりやデータ分析等)に明け暮れて明日からまた出張の日々が始まります。
そうそう、私も娘のバイト姿を覗き見しようと戦略立てましたが(思春期真っ盛り!?)ばれたら大変なことになりそうで結局やめましたよ(笑)。

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