人類みな平等とは福澤諭吉の言葉だが、実際のところ、親の七光りとか遺産が転がり込んだと聞くと他人のことでも内心面白くない、妬んだり羨ましく思ったりもした。だが、このダンデミスの言葉を読んでハッとした。
「他人の幸福を恨んではいけない。なぜなら彼の悲しみをあなたが知らないだけだから。」
社会的な地位と名誉、財を成した男が誰にも見せなかった心の叫び。梅雨の合間、彩られ . . . 本文を読む
汚れ、倒れ、傷つくことが嫌で、元々は転ばないよう石橋を叩いて渡る性格だった。だが自分の足で歩く冒険に出てからは様々な出来事とぶち当たりその度にやり直しを繰り返してきた。決して恥ずかしいことではないと思った。
間違いは誰にでも起きるもの。鉛筆や万年筆からボールペンに移り変わってもデスクの引き出しには必ず消しゴムが一つは眠っている。但し、なぜ、何のために入っているのか定かではない!? . . . 本文を読む
今回から始まった座学はシニアの雇用支援、専門分野の店舗スタッフの実務講座である。歳取れば誰しもプライドや頑固さが邪魔してコミュニケーション・トラブルが表れる年頃?因みに苦情やクレーマーもこの世代がトップらしい。
どこかの分類によれば、30歳代は新人類で、20代が超人類、10代は空を舞う異星人。逆に40代は現代人で、50代は古代人、60歳以上は旧石器人だとか。特に新・超人類が喋る若者言葉は . . . 本文を読む
製本会社から連絡あり今年の講習テキストを取りに行く。電子ブックやSNSの時代になっても自分のノウハウが活字になるのは嬉しいものだ。明日から本番の詰めは演出づくり、資料や演習の確認と時間配分など土日返上で取り組んでいる。
バージョンアップのテキストは我ながら力作!生涯現役だった作家の父に自慢するも仏壇の中では返事なく、隣の母の遺影が優しく「頑張ったね」と囁いてくれた?気がした。それ . . . 本文を読む
暇人のようだが、店頭に立ってじっと客の様子を観察していると不思議なことに気付く。男と女の買い物の仕方が違うのだ。同じ人間でも性別だけでこうも思考回路が変わるのかと呆気にとられた。
男は、本当に必要ならばそれが千円だとして二千円払ってでも買おうとする。女は、必要なくても二千円が千円になれば儲けたと買ってしまう。世の中、無駄にカネ払う男と無駄にモノ買う女で成り立っているのだろう。
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コンサルティングの現場では常にいくつもの答えと期待する結果が求められる。助言や提案や作戦立てても実際の実行は当事者、なのに結果責任を問われることがある。何とも割に合わない商売だが、この業界ではよくあることだ。
むろん成果重視だが、重要なのは結果を出すまでの道順と、どんな結果でも受け止める勇気なのだ。リベンジや逆転など何度も経験したが、まあ、次に繋がるとは知る人ぞ知る。こんな気長な . . . 本文を読む
メールやLINEなどのSNS利用が急増する中、ある調査で携帯持っていない、持っていてもガラケー、或いはスマホが苦手?団塊前後からが多いらしい。と言うことはこのブログも見てもらえない訳で、バブルの申し子も置いてきぼりの感は否めない。
「返信の手紙なら一ヶ月、折り返しメールは一日、ラインでは一時間!距離と時間の壁は次々と破られていく。」
掛かってくるのは営業の勧誘か詐欺電話なのに固定電話が手放せな . . . 本文を読む
ある日の事、世界一周の超豪華客船で火災が発生した。火の勢いは増すばかり、ついに船長は乗客に海に逃げるよう緊急避難の指示を出した。だがその伝え方が国それぞれの人種によってこんなにも違う?これが実に面白い。
◇イギリス人には「紳士はこういう時に飛び込むものです。」◇ドイツ人には「規則では海に飛び込むことになっています。」◇イタリア人には「さっき美女が飛び込みました。早く追いかけて!」◇アメリカ人には . . . 本文を読む
仕事上で新たな挑戦!初めてでリスクもあったが初回はどうにか事なきを得る。すべては人生のスパイスで、刺激もある種の活力源、まだまだ先は長いのだから2回目以降逃げる訳にはいかない。自分に言い聞かせる。
「挑戦は人生を面白くし、それを克服することは人生を意味あるものにしてくれる。」(ジョシュア・J・マリン)
完璧なんてあり得ない。失敗があるから成功があり、落胆があるから喜びがある。もっと自分の人生を . . . 本文を読む
ちょっこら夫婦旅、上海バケーションから昨晩帰国した。福岡空港から直行便で僅か2時間、そこには東京よりも壮大で煌びやかな近代都市が広がっていた。因みにスマホを持参したがLINEやfacebookなどSNSは一切使えずブログも休む破目となった。
シェラトン上海嘉定ホテルの高層階デラックスツインに連泊。いつもながら海外の朝は早く、朝食バイキングに並びバタバタとホテルを後にする。天候にも . . . 本文を読む
妻の旅行バックは旅先の着替えに下着類、化粧品その他諸々でいつもはち切れんばかり。出掛ける寸前で今度はショルダーも持ち出した。旅の目的を訊ねでもしたら導火線に火花を点けるようなものだ。ムーミン谷の旅人スナフキンはこんなことを言っていた。
「長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ!」
その点、男は程々のキャリーバックにポシェットひとつ、パスポ . . . 本文を読む
練り直しと書き直しを重ねてほぼ改訂版テキストが出来上がる。後は最終確認とオフィスファイルをPDFへ変換するだけだ。昨年同様、製本会社にUSBで持ち込み、表紙や紙質等々の詳細な打ち合わせをすれば月末には完成する段取り。
見えないノウハウを活字に!表現することで培った経験や知識がスポットライトを浴びる。公表せねばいつまでたっても宝の持ち腐れ?勿体ないことだ。恐らく業界にこんな教科書は . . . 本文を読む
呑み会で帰るJRの車中、見馴れた夜景が車窓を通り過ぎて行く。ふと、左を見れば往路、右を向けば復路に見えて、一瞬トリックにでも出くわしたような錯覚?乗る列車を間違えたのかと車内の路線図を探していた。
その時頭に浮かんだのは、入浴中に浮力を発見したアルキメデス!この原理で紛い物の王冠を見破る方法を思い付いた。テコの原理や円周率を正確に求めた世界三大数学者の一人としても知られる偉人だ。 . . . 本文を読む
本業は減ったもののモチベーターとしての座学は増えた。まあこれでいいと納得する。数えたことはないが今までに延べ何万人の前で講話しただろうか。いつも緊張する壇上だが、女神が背中を押してくれるような唾を飲み込み念じる言葉を見つけた。
「喜べば、喜び事が、喜んで、喜び連れて、喜びに来る!」
喜びを伝える!心こじ開ける話しが共鳴し会場は見る見る大盛況となる。ポジィな座学を . . . 本文を読む