事情はともあれ我が家に仏壇!末っ子同士の夫婦は知識も経験もないド素人。笑い話ではないが並べ方も作法もわからずてんてこ舞い?さぞ、草葉の陰の母も口出ししたいだろう。
仏壇を備え夫婦の日課が変わった。起きると「おはよう」、寝る前には「お休み、明日もよろしく」と手を合わせる。父と母が見守ってくれてるようで心に張り、一方通行でも話し掛けると気持ちが安らぐ。妻も仏壇に毎日、膳とお茶と水を上げ、生花に菓子盛りなどを供える、何とも愉しそうだ。
逝くとは無になることらしいが、供養で夫婦の心が一つになり、離れている子供達と心が通じる、いいことだと改めて実感した。行動慎む喪中、仏事や寺の役割が少し理解できたような気がする。