ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

長寿な鳥の悩みを聞いて下さい。。

2017年08月05日 | ペット

明日はミシェル・ダルベルトのリサイタル in 沖縄 です

 

本当に久々にダルベルトの生を聞けます  

 

浦添市てだこホール開館10周年記念事業〈第3弾〉
RBCピアノセレクション ミシェル・ダルベルト ピアノリサイタルin沖縄

 

「1975年のクララ・ハスキル国際コンクール優勝」とか、「1984年に初来日!」などの宣伝文から、「どんな味わい深いピアノを弾くお爺ちゃんなんだろう?」と思いますよね

お爺ちゃんが涎を拭きながら・しみじみと演奏するには、随分と若作りなプログラムです。やはり全国1・子どもの多い県でのコンサートということを考慮してでしょかね。

 

同年代のミシェル・ベロフは17歳で彗星のようにデビューして、30代前半で腱鞘炎で活動をほぼ停止して以来、コンセルバトワールの教職についてますが、ふとダルベルトのプロフィールを読んでみれば、やはりコンセルバトワールで教えていて、しかもコンバトの定年は60歳のはずなので、そろそろ定年も間近というほど月日が流れていることに改めて驚いたのでした

 

パリのコンセルバトワールだけは演奏家ピアニストでないと就職出来ない、世界で唯一の音楽教育機関なのではないでしょうか。

当然・先生は演奏旅行で忙しいので、次のレッスンは2ヶ月後で、1年に何回レッスンあったっけみたいなことになりがち。そのために秘書のようなアシスタントがいて、先生不在の間はアシスタントが下稽古をつけてるわけですが、先生の退職と共にアシスタントも退職するんです。アシスタントだって、けっこーなキャリアなんだけど、そこは厳しい実力・階級社会のフランス。もっともアシスタントほどには弾ける学生が多いので、縁故採用では回らないんです。

 

今はヴァカンスの季節なので、先生(ダルベルト)も安心して演奏旅行に精を出せますネ。コンバトを卒業して、大学院のようなコースに生徒が受かると、1人につき月額60万だったか、給料がアップすると聞いたことがあります。2人受かれば120万がコンバトの受け持ちの学生分に+されることになるので、先生も「やる時はやる」と気合いの入ったレッスンをするんですよ

まあそれほど受かるのが難しいんですけどね。〜の生徒が2人も受かった!ウハウハだね〜と噂されるほど。しかも・その学生は「世界で活躍されることを期待された人材」だから、国が授業料を払っているので、やはり演奏家に仕立てないと給料泥棒になってしまう。

 

日本では正規職員の定年が65歳になり、今度は年金支給は75歳からになりそうだとか

その間の10年を、どうやって生き延びるのか

しかも老後が不安で貯金をしても、使わずに死んだら預金は没収されることになるかもだそう。

音楽家や自営業は「生涯現役」とはいえ、やはり引退の時期というのはあるんですよ。「いぶし銀の魅力」とか持ち上げたって、体力がさ・・・ せっせとプランターに水やりをするしかない気がしてきますね。。

 

なんてことをダルベルトは考えなくても良いんだろうなー もうアーティストがそんなことを考え出した時点で、その国の文化は終わってるよなー

とも思ったのでした。でも明日は楽しみ

 

長寿な鳥の悩みを聞いて下さい。。

 

観て 色々・思う事がありました

「白い孔雀」を飼うのが憧れなんですが、ふと寿命を調べてみれば野生で20年、飼育下で16年ということで、猫と違って飼われるのはストレスなんですね。

 

長い羽を切られていないインコ(ペットショップでは逃げるのを防止のため切ってある)が、すごい速さで飛ぶ動画を観て、「こんなに速く飛べる鳥なんだ」と驚きました。

しかも小型のインコでも犬ほど賢い 3分からがビックリ

 

遊んでもらって嬉しくてたまらないセキセイインコ Budgie

 

昔、小学生の頃にインコとジュウシマツ飼ってたんです。2羽から増えちゃって、小屋を建てたんですが、猫に網を破られて襲われて、逃げて、気がついたらいなくなってたという。

 

手乗りインコから生まれた野生化したようにビュンッと飛ぶインコ(羽を切らなかったから)になり、ペットなんだか、なんでこんなになってるのか、ワケ分からなくなってましたが、この動画を観て、「悪いことしたな〜・・」と思いました。病気になってたインコもいたのかもしれないけど、よく分からなかった。

 

苦い薬を頑張って飲むインコ・点鼻薬シーン有り Budgie

 

水も飲み水と水浴び用は一緒だったと思います。水浴びが習慣というのも、両親も知らなかったんでしょうね。ごめんね。。

 

お水ないよ!お水下さい!水浴びします!白文鳥&桜文鳥 文鳥動画

 

こんなに小さいのに、人間の言うことが分かってる。カラスはどんなに賢いことやら・・

 

我が家の鳥 一斉にシャワーします  

 

 

音楽教室の仕事を始める時に:「子どもに教えたことないんです・・」と言ったら、「大丈夫!犬猫と一緒ですよ(怒ると逆効果)」と言われて、おそるおそる始めたんです。

 

4ヶ月経って、小学生までは、犬猫よりは小さい、「小鳥」のような気がしてきました。セキセイインコとか。

かつては:インコが「ダルい」とか、病気とか、想像したこともなかったんですが、体調不良だと不機嫌で、それを訴える手段が犬猫より分かりづらいと思うんですね。

 

「この指使いで音階を弾いてごらん」と言った6歳児が・不機嫌で、わざと左右の手を1音ずらして弾いてみたりする(←これはこれでスゴい。すぐにでもブーレーズを弾かせたいところ)のは、何だろうね

という糞態度をしたりするんですが、ある日、ふと:ピアノの楽譜をアゴを上げて見ている横顔を見て、「もしかしてこの子、首が痛いんじゃないかな」ということに、ようやく気がついたんです

そのままの姿勢で30分とか、それ以上、キープしてるんだからね。

 

遅まきながら、楽譜はコピーして、半分に切って横に並べて、なるたけアゴが上がらないような体勢になるように指導しましたが、もうコレってインコの飼育の世界だよなぁと、ふと思ったわけです。

小さくて意味不明な相手ながら、知能はある。昔、私が粗雑に扱っていたインコの生まれ変わりかもしれないと思って、もう少し丁寧に接するようにします。

 

ガサツなのは父親譲りで:私が小学2年の8月31日の夜、お腹が痛くて騒いでたら、「コイツは夏休みの宿題をやってないので、仮病をつかって明日を休もうとしてるんだっ」と父親に怒られたんですよ。

それでも痛くて、「宿題はやってある」「ホントだなっ」みたいな不毛なやりとりをして、救急病院へ行き、破裂寸前の盲腸を手術したのでした。「あと1時間遅かったら危なかった」と言われて。

 

このことは、今でも・機会があれば・父親に言う んですが、「オマエ(ヤザワ)は人間の医者に切ってもらっただけマシだ。オレの盲腸は獣医が切ったんだ」とか吹くんですよ。

 

まあ父親の胃癌の手術の前日にもその話をして、「私の盲腸の時は夜中で麻酔科の先生がいなくて麻酔ナシで手術した(←ホントですよ!昭和の話)から、自分の内蔵とか見ちゃったけど、パパは全身麻酔だから、血も内蔵も見なくて済むし、万が一の時でも無痛だから成仏しなね

みたいなことを言って、プレゼントの「お守り」を手渡して、父親の恐怖に震え上がった様子を見て、トラウマが溶けていったのでした

 

子どもにはインコのように接する。

親には恩と借りを「きっちり」返す。

本日の人生の指針。

まあ「親の愛は無償の愛」とも言うので、何も返さなくても良いんでしょうけどね。

「お礼参り」をとてーも怖れてる気配ですし

 

それにしても日本はどうなっちゃうんでしょうね

 

 

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