宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/06/20
(続き)
丸健水産をあとにして、赤羽駅に戻ります。次に目指すお店は赤羽から一駅の十条。歩くことも考えたのですが、調べてみるとさすがにJRの一駅はかなりの距離がありますね。おとなしく赤羽駅から一駅乗って21:00頃に十条駅に降り立ちます。目指すはかねてからの課題店である「斎藤酒場」。太田和彦さんの「ひとりで、居酒屋の旅へ」を読んであらためて行きたいなあと思っていたところ、最近にっきーさんはまださんも訪れているご様子。これは行かねばと思っていたのでした。駅を降りてお店を探すも、なかなか見つかりません。どうやら曲がるべきところで曲がらなかったようで、ぐるぐると歩くこと10分ほど。住所を頼りに、かなり大回りしてようやくたどり着きました。



歴史を感じる一軒家風の建物。暖簾をくぐると、右側にL字カウンターと広い店内にいくつかテーブルが並んでます。結構な大箱ですね。我々はちょうど空いていたカウンターの手前に着席します。さっとお店のおねえさんがお通しの落花生を渡してくれました。



飲み物は、同僚のKさんは巨峰サワー(280円)、ボクは酎ハイ(250円)を注文します。飲み物も、素早くさっとやって来ます。お店のおねえさん達がてきぱきと切り盛りしていて、気持ちいいですね。



早速乾杯しておかずをチョイスします。まずはやっぱりこのお店の名物らしいポテトサラダ(200円)です。こちらのお店のおかずはしまらっきょうの150円から始まり200円、300円のものが多く、どれも良心価格です。ポテサラの他にしめさば(300円)も注文します。



ポテサラがやって来ました。ジャガイモの原型が比較的残っている、さっぱりして素朴な味。美味しいです。しめさばもやってきました。



いやあ、300円にしては立派なしめさばですよ。味もしっかりおいしいです。ボクは酎ハイをあっという間に空けてしまい、次は焼酎(180円)をストレートでいただくことにします。梅エキスのようなものはおいていないらしく、チェイサーのお水と一緒に渡されます。



焼酎を一口。くぅ~、効きますね。どこの銘柄でしょうか、常温の甲類焼酎は、少しマイルドで甘い感じがしました。お店の中は22時を過ぎてもお客さんで満席状態。ごちそうさまをするお客さんに入れ替わるように、次から次へとお客さんがやって来ます。そして店内では、大きめのテーブルに相席のお客さん達が、それぞれに杯を傾けています。ホント、雰囲気が良いですね~。気に入りました。焼酎をお代わり、そしておかずも追加注文で串かつ(200円)を注文します。



揚げたてあつあつの串かつ。しっかり揚がってますね。串から外して、あつあつをはふはふしながらいただきます。そのころ、カウンターの右隣にやってきたお客さんがビールを注文しました。串かつも旨いし、ビールが飲みたくなってきました。こちらのビールは「冷しビール470円」と書かれています。冷しビールですか。なんだか本当に冷えていそうで、旨そうな響きですね。サッポロラガー、いわゆる赤星もおいてあるようですのでそちらをいただきます。



う~ん、よく冷えていて旨い。今日は米山のホッピーから始まり、さんざんお酒を呑んだあとのビールもなかなか旨いものです。それにしてもお店のおねえさんとの会話も楽しく、すっかり斎藤酒場の魅力にとりつかれてしまい、気づいたらあっという間に閉店時間の23:30。



うしろを振り向くと既に暖簾は店内に掛けられていました。あまりに居心地がよすぎて、あっという間の2時間半近く。残ったビールを飲み干してごちそうさまです。お会計は2,000円とちょっと。いやあ、大満足です。また一つ素敵なおみせにめぐり会えました。かなり気分良く十条駅からおうちに帰りました。
(おわり)


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