宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/10/25
(続き)
宇ち多゛を梅二つでさっくりと切り上げ、京成電車に乗って二駅もどり八広。少し歩いて今日の二軒目、丸好の暖簾の前に立ったのは19:20頃でした。



暖簾をくぐりお店には5つほどの空きが。両すみは埋まってますので、真ん中のテレビを見るにはばっちり名場所に腰掛けます。するとオヤジさん、何も言わなくても酎ハイ(300円)を出してくれました。



二度目の訪問にして既に覚えていただいているのか、どなたかと勘違いされたのかは定かではありませんが、とにかく頼もうと思っていたものが何も言わずに出てくるヨロコビは何とも言い難いものがありますね。そして既に決めていた一品め、牛レバ刺し(350円)をお願いします。



冷蔵庫の中からレバの塊をとりだし、おもむろにまな板の上へのせて一切れ一切れ切ってくれます。あっという間に一皿分切って、お皿に移して特製ニンニクだれをかけて、ネギをのせてできあがり。早速一切れいただくと、これがまたタレの味が絶妙で最高。宇ち多゛のレバはブタですので一概には比較できませんが、なかなかどうして、牛レバの最高峰かもしれません。さすが元祖だけありますね。一皿ぺろっと平らげ、今度は牛ハツ刺し(300円)をいただくことにします。



これも注文後に塊から切ってくれます。ハツもレバもそうなのですが、普通のロース肉の牛とブタの違いように、牛のほうがなんというかコクがある感じがしますね。ブタのほうがすこし淡泊というか。いずれにしても、このハツも特製ニンニクだれと相まって旨い。ボールもすすみ、既に3杯目に突入してしまいました。



これが自家製炭酸のサーバ。このサーバが壊れたら、こちらの独特なマイルド酎ハイをいただけなくなるとのこと。しかも故障しても直す人がいないらしいのです。それは困ります。サーバ君、ちゃんと頑張ってくれよと応援したくなってしまいますね。



しかしこちらの酎ハイ、やっぱりなんだか桃の香りがするような気がします。飲みやすくて、どんどんいけちゃいますね。ハツ刺しも平らげ、次のおかずをいろいろと迷いますが、結局肉入ニラ玉焼(500円)をいただくことにしました。注文するとこんどはバラ肉のブロックを取り出し、一枚一枚肉を切り出します。このあたりはレバ刺しなどと同じですね。そしてフライパンで肉を炒め、ニラを投入、最後にタマゴで閉じるといった一連の仕事を間近に眺めることができます。



そしてできあがった肉入ニラ玉焼。凄いボリュームですね。下にキャベツの千切りが敷かれていて、濃いめのニンニクだれと千切りキャベツがぴったりと合います。旨い旨いとむしゃむしゃ食べちゃいました。



正面のテレビでは野球の日本シリーズがやってます。野球にはあんまり興味はありませんが、何気なく眺めつつニラ玉で酎ハイをぐびぐび。



結局5杯いただいちゃいました。飲んだ杯数を数えるためだけの役割のニホンシトロンの瓶。並んでいると自分がどれだけ飲んだか自覚ができてちょうどいいですね。そろそろ酔いが回ってきていい感じになってきたので、ごちそうさまをすることにします。



約1時間半の滞在で酎ハイ5杯。2650円の大満足タイムでした。この日はこれで満ち足りて、酎ハイ街道を行脚することなく、まっすぐ八広駅から家路につきました。
(おわり)

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