宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/04/06
(続き)
大島やを出て、いよいよ三大煮込みの二軒目、岸田屋を目指してもんじゃストリートを歩きます。お店への到着は18:55頃でした。



暖簾をくぐって中を覗くと、ピークの時間と思われ、お店の中は満席です。カウンターの中のおねえさんから「すみませんねー、満席なんです」ととてもいい感じで愛想よくいわれてしまうと、喜んで待たせていただきます、という感じになってしまいますね。しばらくお店の前で佇むこと約10分。ちょうどお二人連れの方がお会計を済ませて、入れ替わりで入店することが出来ました。まずはビールをいただき、煮込みをお願いします。「ネギはのせますか」「お願いします」と、こちらの煮込みのお約束のやりとりをかわし、壁にあるメニューで目に留まった煮こごりも反射的にお願いします。



ビールを注いで乾杯するやいなや、すぐに持ってきてくれたのが煮こごりです。近頃、煮こごりがあると必ず頼んでしまいます。こちらのはフカヒレの煮こごりでしょうか。ぷるるん系の軟らかい煮こごりでボク好み、美味しいです。そして程なく煮込みもやってきます。



久しぶりにいただく岸田屋の煮込み。いろんな部位が入っていて、特にコラーゲン系のぷるぷるしたところや、ナンコツ系のコリコリしたところなど、食感的にも楽しめる煮込みですね。よく煮込まれていて、天下一品のスープを思わせるようなどろっとした汁もたまりません。大はしの煮込みも、こちら岸田屋の煮込みもいわゆる一般的なお店が出す一般的な煮込みとは違って全く独特な路線ですが、だからこそ三大煮込みと言われる所以なのかもしれません。



そしてお店の雰囲気もまたいい感じなんですよね。20名ほどの大きすぎず小さすぎずのコの字型カウンター。内装も、お店の歴史を積み重ねた味のある感じが何ともたまりません。poptripくんも感心している様子。お連れしてよかったと思う瞬間です。



ビール一本と煮込み、煮こごりで40分ほどの滞在でした。お会計は1,500円ほど。名店の雰囲気を存分に堪能して、大満足でごちそうさまをしました。
(つづく)

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