宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/04/19
(続き)
青物横丁からてくてくと歩いて10分ほどで大井町に到着、東小路を歩いていさみ寿司のほうの入り口に辿り着くと、入り口の看板がリニューアルされてました。



以前の味のある感じの看板に比べてずいぶんカラフルな感じになっちゃいましたね。でもこの看板も、じきに通りの景色と馴染んでくることなんでしょう。そして線路沿いに少し歩いてやってますやってます。見上げるとネオンサインは赤字に白抜きの「酒場大山」の文字が。



東小路を少し進んだところにある入り口を入ると、一階カウンターは大入り満員。二階へどうぞと案内されます。階段を上がると二階にもお客さんが結構入ってますね。テーブル席はほぼ満席ですが、ちょうど奥の小上がりの席は誰もお客さんがいません。



その小上がりに上がろうとすると、おかあさんから「そっちは団体さん用」ということで、くっついていた4人用テーブルを一つ離して作ったテーブル席に着席します。こちらのお店、昔風の割烹着を着たおかあさんがきびきびとフロアを取り仕切ってます。ちょっとつっけんどんな感じの接客ではまださんと二人、ちょっと緊張が走りつつ緑茶割り(300円)をもらいます。



そしておかずには、「豚肉ケチャップ炒め」(550円)と「ハムエッグス」(320円)を注文します。



豚肉ケチャップ炒めはすぐにやってきました。まさにケチャップ炒めという色、そして味。懐かしい味ですね。ハムエッグスもやってきます。



複数形なんだけど、Sは濁らないんですねー、なんて話をしながら、ちゃんとハムも玉子も二つずつ、仲良く小皿に取り分けて、キャベツも一緒にいただきます。半熟卵をキャベツに絡めて食べると美味しいんですよね。はまださんは燗酒(300円)にシフトされました。



日本酒は他に樽酒があって、普通のお酒よりお値段が高いような印象がありますが、樽酒は280円という価格設定なんですね。おしんこも追加します。



やっぱりおしんこには日本酒が合いますね、ということでボクも燗酒にシフトします。この頃、隣のテーブル席のお客さん達がどんどんあとから仲間が合流されて、当初の3人が8名ほどに。我々は階段を上がった二階入り口のほうの空き席に移ることにしました。おかずは味玉メンマ(300円)を追加することにします。



玉子は半分に割るといい感じのとろっと半熟系です。



メンマもいい味で、見た感じより量もたっぷり。いいつまみになります。しばらく飲んでいると、今度は団体さんが新規でいらっしゃって、さらに席を移ることに。我々としては、いろんな確度でお店を味わうことが出来、席を移ることは全く問題ないのですが、フロア係のおかあさん「何度も席を移ってもらってごめんなさいね、これはサービスよ」と人差し指をクチに持って行って、ナイショのポーズをしてから我々のグラスに燗酒を注いでくれました。



当初の緊張もとっくに緩み、わいわいと団体さんたちが盛り上がる中、我々はしっぽりと二人日本酒を酌み交わします。壁に書かれた閉店時間の22時をとっくに過ぎているのに、二階席はまだまだ満席状態が続きます。



結局、最後に入った4人ほどのお客さんが小上がりの席に座られました。そしていよいよラストオーダ、日本酒をお代わりです。



何杯いただいたか、既に記憶無し状態。他のお客さん達も徐々に帰っていき、おかあさんから閉店ですのコールを受けて急いで残りの日本酒をやっつけて階段を下ります。



初めての大山酒場でたっぷりとまったりタイムを満喫して、お店を出たのが22:35頃。JRで帰られるはまださんを大井町駅の西口改札で見送り、大満足で大井町線に乗り込んだのでした。
(おわり)

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