宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/04/25
月・火と順調に休肝日を乗り越えて水曜日。今日はどこに行こうかな、といろいろ考えを巡らせつつ、お気に入りブログ「もつ焼き・オリジナル」の記事や「中目黒あたりで呑んでます」の記事を見て、激しく気になっていたお店に行ってみることにしました。通勤経路、渋谷駅で途中下車して東急本店の右奥へ延びる道をどんどん進み、右側の路地にぽつんと立つ酒屋さん、「丸木屋商店」があります。



お店の前を通りすぎ、左に曲がると「立呑み」の赤提灯を発見。暖簾をくぐります。



大きな柱で二つに分けられたコの字型カウンター、手前のほうは満席で、奥の柱の横に立ち位置を確保。まずはビール(大瓶、430円)と冷や奴(小、210円)をいただくことにします。



ビールを一杯ぷはぁと飲んで一息つきます。冷や奴のほうは210円の割に結構大きいですね。それになかなか美味しいお豆腐でした。



カウンターの中には燗つけ機があり、向こう側には酒屋さんの売り場スペースも見ることが出来ます。お店はお母さんと娘さんといった感じの二人で切り盛りされていて、梅暦酒店を思い出させますね。お客さんはほとんどみんな常連さんで、注文したものを書き込むノートをちらっと見ると、お客さんの名前を書いて誰が何を注文したかをメモしていきます。ちなみに初めて来たボクは「男の人」と書かれてました。確かに。間違いではありませんね。

ビールも残り少なくなり、次は何をもらおうかと思いを巡らせつつ壁のメニューを見ます。日本酒が多いのですが、焼酎メニューもちらり。以前、北千住の南蛮渡来でいただいた富乃宝山が500円だったのを思い出し、こちらでは300円のそれをいただくことにしました。



計量カップできっちりと量って入れられた焼酎は、期待していた量の半分ほどでした。やはりこちらでは日本酒をいただくのがいいのかもしれません。それでも、残りの冷や奴にちょうどいい量でした。さくっと焼酎を飲み干してごちそうさまをします。



30分ほどの滞在で940円。渋谷のこんなところにこんな角打ちがあったとは、知りませんでした。まったりとした時間が流れる、なかなか素敵なひとときでした。



雨上がりの渋谷の街。まだこのあたりは静かな通りですね。駅に戻るべく、中心部の喧噪に意を決して入っていったのでした。
(つづく)

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